29歳の執行役員が大切にしている、たったひとつのこと

「雇用創出を実現するプロフェッショナルであり続ける」という経営理念を掲げる株式会社エスプールヒューマンソリューションズ。中途採用で入社した茅野大樹は入社4年、29歳という若さで執行役員になった。小学生の頃からの社長になるという夢に向かって、常にチャレンジし続けた茅野が、大切にしている想いを語る。
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社会ってこんなもんか。理不尽ばかりの職場で違和感を抱く

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▲役員で花園神社へ(一番右が茅野)

高校時代のある日、進路に悩んでいた茅野に父親が不動産の仕事を紹介してきた。「不動産なら、この先もなくならないし良いんじゃないかな」。そう思った茅野は、マンション管理のコンサル業に従事することを決めた。

地元の小さな企業に就職してからは、持ち前の負けん気を生かして、どんどん結果を残していった。結果が出ることに対して楽しさを感じる一方で、社内体制に違和感を抱くようになった。

当時のその企業は、コミュニティが狭く、関係構築のためゴマすりをしたり、派閥ができたり、茅野にとっては意味のないことが横行していたのだ。茅野はこれをどうにか是正したいと強く思い、専務と直談判した。

しかし、状況は変わらなかった。社内体制がクリーンではなく、環境が整備されていないことで、事業も拡大しないのではと感じていた。「社会ってこんなものか」と、気持ちがふさいだ。

そこで茅野は転職することを決めた。職種は人材業界で絞っていた。

茅野 「『知識や情報はいつでも得ることができるから、コミュニケーション能力を早いうちに磨かないと』と思いました。人材業界への就職を決めていたのは、それをスキルとして身に付けられると考えたからです。
私の地元である博多で、支店長候補募集という当社の求人を見て、チャレンジしたいと思い応募しました。一次面接で 3時間も話し込んでしまったことを今でも覚えています(笑)。
また、2次面接は現社長の香川さんが担当してくれて、そこで奮起して志望度が上がりましたね」

当時の博多支店(2019年現在の九州支店)は赤字。だが、茅野はこの立て直しにワクワクしたと言う。そして最終面接で代表取締役の浦上と会い、ベンチャーマインドがありながら評価制度が整っていること、全国展開していることから当社への入社を決めた。

入社1年半で支店長!チャレンジし続け事業拡大

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▲家族のような関係の支店メンバーと(一番左が茅野)

入社当時、支店メンバーはたったの4人。営業でキャリアをスタートしたが、当時コーディネーター(就職者への仕事紹介の担当者)だった人がフィールドコンサルタント(クライアント先に常駐して派遣スタッフをマネジメントする担当者)へ異動したことをきっかけに、茅野は営業とコーディネーターを兼任することになる。

業務量はかなり多かったが、とにかく行動量を増やし、まい進した。当時は終電まで働くことも少なくなかった。しかし着実に成果を積み重ね、全国のコーディネーターのコンテストで3位に入賞するまでに、結果を出していった。

そして入社1年半で、茅野は支店長に抜てきされる。

茅野 「当社の支店運営はかなり裁量を与えられてます。自分の采配ひとつで、支店の状況が変えられることに重圧も感じましたが、とにかく負けず嫌いなので、自分を試す気持ちでチャレンジし続けました」

常に成長し続けるため、先行投資を意識していると言う茅野。事業拡大には人の採用育成が重要だと考えている。

茅野 「社員一人ひとりが 120%の力を毎日出せるように、メンバーみんなと向き合っています。毎日 120%でやることができれば、それが当たり前になって成長していくんですよね」

茅野が支店長になって1年後、支店の拡大にともなって九州エリアで2店舗目となる天神支店を出店した。

そして、沖縄支店を含む九州・沖縄エリア長に就任。現在は約50人の組織にまで拡大した。

支店長就任当時は4000万円程度の売り上げだった支店が、現在はエリア総計で1憶6000万円にまで上っている。

いつだって部下には幸せでいてほしい。そのために歩みは止めない

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▲新卒社員が異動する際の送別会

茅野がこの2年半で大事にしてきたことは、‘‘部下を幸せにすること”だ。

茅野 「責任者である自分がダメだと、自分の部下にもそういう目で見られるじゃないですか。当たり前ですが、責任者たる自分自身こそチャレンジし続けて結果を残していかなきゃいけないんです。
メンバーのことは家族のように思っていて、お互い感謝して仕事に取り組むことを大事にしています。九州エリアの支店はアットホームで、休日に BBQに出かけたりもして、本当に仲が良いですよ」

また、社員の教育はもちろん、派遣スタッフの定着も事業拡大の要であり、当社の強みだ。茅野も社員のモチベーションアップにとても注力している。たくさんコミュニケーションを取ることで、悩みやさまざまな情報をキャッチアップして、組織の改善につなげているのだ。

茅野 「スタッフも社員も、一人ひとりを大切にしないと辞めていっちゃいますよね。とくに当社のクライアントは、コールセンターなどのもともとは離職率が高い業種が多いので、よりフォローアップが必要だと考えています。
今取り組んでいることには、前職で経験したことが生きていますね。上下関係がギクシャクするとパフォーマンスも阻害されてしまうことがわかっているので、自分の部下にはそうさせないように、そして最大のパフォーマンスが出せる環境の提供をしたいんです」

この考えから茅野が起こした行動のひとつがフィールドコンサルタントの採用。3人から17人にまで増やし、スタッフフォローを手厚くできるような土台づくりをした。こうした取り組みが功を奏して、支店長就任当時取引中止となっていたクライアントと現在は取引が再開し、大口のクライアントになっていただいている。

さらに茅野は支店独自のルールもつくっている。営業、コーディネーター、フィールドコンサルタントそれぞれが自分の立場だけで物事を判断しないよう、相互理解できる仕組みをつくっている。それぞれの気持ちや、苦労していることを知り、お互いがお互いを思いやることのできる環境を整備しているのだ。

「社長になりたい」小学生の頃から変わらぬ夢

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▲夢は社長になること

入社3年と10カ月で茅野は執行役員に就任する。茅野が今まで取り組んできたのは、自身のチャレンジと部下の働く環境づくりだ。そして、これからもそれは続いていく。

茅野 「部下が仕事を頑張っている姿を見ることがやりがいです。一人ひとりが幸せになるよう、自分にできることは、何でもやりたいですね」

茅野には、小学生の頃から変わらぬ夢がある。

茅野 「小学生 4年生の時、文集に将来の夢を書く機会があって、大企業の社長って書きました。周りの子はサッカー選手とか野球選手とか言っていましたが、少し現実的なところがあって、プロは無理だろうな、社長ならなれるかなって考えてました(笑)。
自分の会社を持つって、なんの後ろ盾もなくて、自分のことを試せることだと思うんです。もっともっとチャレンジし続けたいです」

「雇用創出のプロフェッショナルであり続ける」ことを理念にまい進する当社。そこには、自分を試し続け、部下の幸せを第一に考える若手役員の姿があった。

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