2004年に、たった1人からはじまった事業が1万人のエンジニア集団に成長するまで

就業人数10,000名を記念して開催した自社イベント「SSE ALL KICKOFF EVENT」。全国から約4,000名のエンジニアが集結しました。スタッフサービス・エンジニアリング(以下SSE)の過去、現在、未来をつなぎ全員で自分たちの未来を考えるキッカケとなったイベントと当社のビジョンとは。
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1万人はゴールではなく新たなスタート地点。1万人で未来を考えるイベント

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当日はパートナー企業や内勤スタッフも参加し、大いに盛り上がりました。

平成最後の年、2019年2月9日、幕張メッセ――。
雪が舞いツンと冷えるあいにくの天気とは対照的に、会場は熱気に包まれていました。
そして、SSEの本部長・松林勇介からの熱いメッセージでキックオフはスタートしました。

松林「今日、この日をここにいる全員で記憶してください。SSEとして初めて、全国のエンジニアが一堂に会することができました。この会場にいる全ての人たちは、みなさんの味方であり仲間です。今日、雪が降ったのもきっと何年後か先に、今日という日を鮮明に思い出すことができるようにしてくれたのだと思います」

普段、クライアントの現場でSSEの看板を背負いながら、厳しい要求にも応え、成長に挑戦し続ける。ある種、孤独との闘いと言える現実のなか、『SSE』というホームがあることを分かってほしい。そんな想いで「SSE ALL KICKOFF EVENT」を開催しました。

しかしながら、1万人全員がこの会場に駆け付けられたわけではありません。雪の影響で北九州の仲間は飛行機が飛ばず、札幌、佐賀の仲間も遅れていました。他にもさまざまな事情で来ることができなかった仲間がいることを踏まえ、私たちにできることは集まったこの機会を自分自身でよりよいものに、有意義なものにしていくこと。そんな意志が感じられるような雰囲気のなか、イベントは進行しました。

リーマン・ショック、震災でどん底へ。それでも希望を探し、前へ進めたわけ

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永年勤続表彰されたエンジニアたち(100名のエンジニアが勤続10年を迎え表彰されました)

これまでSSEは紆余曲折、成功と挫折を繰り返してきました。たった1人からはじまったSSEは2019年現在 11,112名のエンジニア集団に成長しています。たった1社だった取引企業は2,200社を超える規模へ広がりました。これが意味することは、単体のカンパニーベースで、国内最多の就業人数を誇るエンジニア集団になっているということです。しかし、これまですべてが順風満帆だったわけではありません。イベントではあえて、SSEの苦しかった人生を振り返る機会もありました。

今まで着実に積み上げてきたものが一瞬にしてなくなってしまう―――

2008年のリーマン・ショック、2011年の東日本大震災。多くの仲間たちが去っていきました。正直、前に進む勇気を失いかけていた時期でもありました。しかし、私たちは一歩一歩、歩みを止めずに前に進み続けました。なぜ前に進めたのでしょう。私たちに強靭な意志があったからなのでしょうか。確かに強い気持ちはもっていたはずですが、それだけではありません。

松林「どん底を味わったSSE。失った多くの仲間、去っていった多くの仲間がいたのと同時に、共に残ってくれたエンジニたちが確かにいました。至らなかった私たちを信じ、期待し続けてくれる人たちが確かにいる。この事実が私たちを前に進めたんです。今日、勤続10周年表彰を受賞したみなさんはちょうどリーマン・ショックの頃に入社しています。彼、彼女たちはSSEの象徴です。彼らがいたから今のSSEは存在できているんです。」 

今回100名のエンジニアが永年勤続表彰を受けました。彼らに加え、新しく入ってくれた仲間たちがまた頑張ってくれる。そんな一人ひとりのエンジニアストーリーが、今のSSEを作っているのです。

20代×貯金ゼロ。でも人生を変えたくてCADスクールに40万円を投資。

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左)営業/大橋 彩里(つくばテクニカルセンター)と右)エンジニア/秋山身和(神奈川テクニカルセンター)

SSEの成長は多くのエンジニアに支えられてきました。数多くのエンジニアがいる中の、1万分の1のエンジニアストーリーをご紹介します。2018年度上期最優秀エンジニアである秋山。2019年現在はプラント建築設備系CADのスペシャリストとして地下排水設備の図面や3Dモデルの作成を担当しています。そんな秋山の人生は外から見れば苦労の連続だったかもしれません。でも彼女自身が自らを奮い立たせ、チャレンジし続けました。

秋山「短大卒業後上京し、はじめはフリーターをしていました。学生時代に空間造形を学んだこともあり、漠然とものづくりの仕事がしたいとずっと思っていたんです。それなら図面を書く仕事をしようと思いました」

当時20代で貯金なし。短大の奨学金の返済もあり金銭的に余裕がない状態でした。それでも人生を変えたい!という強い想いが、秋山に大きな決断をさせました。

秋山「どうせ働くなら自分の好きなことをして、父のように楽しく働きたい。実家が塗装業を営んでいて、父は生粋の職人だったのですが、いつも遊びながら楽しそうに働く人でした。そんな父を身近で見ていたからか、本当にこのままでいいのかな?という気持ちがあったのかもしれません」

そこで資格が必要だと思い、働きながらCADスクールに通ったと言います。

秋山 「授業料の40万円は当時の私にとってはかなりの大金でした。でも自分への投資のつもりでローンを組みました。夜の授業を受けるため、昼は時間に融通の効く事務の仕事をしながら根気よく通い、念願のCADの資格を取得しました。 資格取得後に就職した会社では設計補助の仕事をしていました。でも業務時間が長い上、給料が安く、ずっとやりがいを持てずにいたんです」 

そして1年後転職を決意。秋山がスタッフサービス(現 オフィス事業本部)と出会ったのはちょうどその頃でした。

秋山「CADの仕事に多少自信がついていました。だからできるだけ時給の高いプロジェクトを紹介してもらって(笑)。その後、スタッフサービスの営業の方に“スタッフサービス・エンジニアリング”というところがあるよって教えてもらったんです。
CADをやり始めて4年が経過しており、もっと専門的な領域で仕事がしたいと思っていました。建築系の図面が書きたかったんです 」

そして、SSEに入社。都内の配属先で派遣社員として7年間勤務しました。それから旦那様の仕事の都合で神奈川に引越しを余儀なくされたとき、すぐに現在の横浜のプロジェクト先を紹介され就業が決定しました。

秋山「勤める企業によっては退職も考えないといけなかったかもしれません。派遣という働き方を選択していて本当に良かったと思えたし、全国からたくさんの案件が寄せられるSSEが頼もしく誇りに思えた瞬間でした」

そんな彼女がこの15年間CADエンジニアを続けてこられたのは、働くことに対しての欲深さと、それに対してチャンスをくれたSSEの環境があったからでした。

秋山 「CADの仕事がしたい、納得いくお給料がほしい、専門性の高い図面が書きたい。働くことに対して欲深さを持ち、それを周囲に伝え、それにSSEがチャンスをくれた。そしてそのチャンスを本気で活かそうとしたからこそ、夢を実現できたんだと思います。CADのスクールに通い資格を取ろうとした時から、私の人生は少しずつ変化していきました。正直、資格はなくてもCADのエンジニアにはなれると思います。ただ今思えばあの40万円の先行投資は決して無駄ではなく、働きながら勉強して資格をとった経験がその後の働き方に大きく影響しました」

はじめはパソコンすらろくに触れなかった秋山がここまで成長できたのは、成長したい!という強い気持ちがあったからです。エンジニアになりたい。未経験からエンジニアとしてチャレンジしたい。その気持ちさえあれば、環境はSSEが用意します。SSEは国内ナンバーワンのエンジニア派遣会社です。エンジニアにとって働きやすい環境を追求していく。私たちには、変革をリードしていく責任と資格があると考えています。

“はたらく”のパートナーから“人生”のパートナーへ

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今エンジニアの人、これからエンジニアを目指す人からも頼られる存在へ進化し続ける

今後、SSEが業界の先駆者として、「派遣」という働き方をリードしていく。
そのためにはどんなチャレンジが必要なのか。SSEのチャレンジがエンジニアにとってどんな意味があるのか。その提供価値を考え、今後はエンジニアが「選べる」「学べる」「進める」「稼げる」「関わる」を提供することにします。これらが、私たちが生み出していく提供価値であり、エンジニアが得られる価値です。

【選べる】
自分のWillとCanがほどよくフィットしていない状態、つまりやりがいが感じられない状態であれば環境を変えるべきです。年間4万件以上のプロジェクト案件を獲得しているSSEにしかできない環境提供を目指します。
【学べる】
教育環境の拡充を図ります。eラーニング講座を約200講座、通信教育講座を約300講座に増やし、さらに受講しやすくします。
【進める】
卒業支援(メーカーへの直接就業を支援)は2018年度も約400名の実績があります。支援体制、顧客の直接雇用の導線をさらに強化します。 
【稼げる】既存の人事制度の拡充し、多様なライフプランに合わせた多様な人事制度を設けていきます。
【関わる】 今回のイベントがまさにその意志表示です。信頼関係、人と人との関わりをさらに生み出していきます。

松林「これからSSEは、質を高めるためにさまざまな環境を整備します。そのなかで、エンジニア自身がこの環境をどう利用していくか、活用するのか。会社も大きなチャレンジをしていきますが、エンジニアも同じようにチャレンジをしていただきたい」

これからエンジニアを目指す方もたくさんいるはずです。「大した学歴も職歴もありません。はじめは建築技術の知識どころかパソコンすらろくに使えませんでした」と語る秋山が成長しイキイキと活躍しているように、私たちはエンジニアになりたいというその純粋な気持ちを心から応援し、その機会を作り続けていきます。

“はたらく”のパートナーから“人生”のパートナーへ――

エンジニアは職業ではなく、生き方そのもの。技術を努力によって獲得し、新しい製品やテクノロジーを生み出しながら、その根底にいつも、世の中をよくしたい!という情熱をもっています。そして世間に憧れられる存在、「エンジニア」を発掘し、育成し、素晴らしい日本の未来をつくっていきます。これからも、「頑張る人が報われる社会」の実現を目指し、エンジニアという生き方を一番身近な存在として応援し、成長を支援し続けていきます。

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