父も祖父も技術者。これから技術者を志す若者を、コーディネーターとして支えたい

2018年4月入社の曽我彩果(そが・あやか)。2019年現在、西東京テクニカルセンターでコーディネーターとして若手エンジニアの面談や配属先の選定などに携わっています。そんな彼女の前職はお花屋さんでした。技術者の父と祖父を持つ彼女が、若手エンジニアの未来をつくるために奮闘するストーリーを紹介します

「想いの束」となる花束──お花屋さんで働きたい

▲贈る人のことを想像してつくる花束は、贈る人の想いの束でもあるんです

私が生まれ育った新潟県賀野市はとにかく自然が豊かでした。実家の庭には池があり、まわりは田んぼばかり。高校を出たらお花屋さんで働きたいと思ったのも、自然に関わる仕事がしたいという理由からでした。

でも、地元にはお花屋さんの求人が少なくて。ならば、思い切って上京しようと園芸の専門学校に進学。卒業後、そのまま東京に残り、花業界最大手の企業に就職しました。そこは高いものになるとバラ1本が3000円。お客様もセレブな方が多く、言葉遣いなどには気を遣いました。

そんな日々の中で嬉しかったのは、オーダーメイドのプリザーブドフラワーを任されたときのことです。お客様のご要望は、亡くなった恩師のご家族に贈りたいというもので、そのような大切な気持ちをカタチにするのは、大きなプレッシャーにもなりました。。お客様のイメージをできる限りくみ取り、お客様に納得いただけるアレンジメントをつくりたい──その一心で、試行錯誤を繰り返しました。自分にできる精一杯のことをしたものの、喜んでいただけるかは不安でした。でも後日、お客様が「恩師のご家族が泣いて喜んでくれたんですよ。」と、わざわざお店まで伝えに来てくださったんです。

自分なりに考えて提案した結果、喜んでいただき、大きなやりがいを感じていました。

人と関わる仕事がしたくてスタッフサービス・エンジニアリングへ

▲父と祖父が技術者だったこともあり、エンジニアを支援するという仕事に興味を持ちました

お花屋さんで働くなかで、お花を扱うことやお客様に喜んでいただくことは大好きでした。花束をつくったり花の美しさを伝えたりすると、嬉しそうな表情をしてくれるお客様の姿を見るのが、何よりのやりがいでした。

しかし、店長になってからは純粋に仕事を楽しめなくなってしまいました。スタッフのマネジメントや売上目標達成に重点を置かざるを得なくなったからです。そこで転職を決意。もっと人と関わり、もっと人に喜ばれる仕事がしたい──そう思い目指したのが、人材業界でした。なかでも気になったのがスタッフサービス・エンジニアリングです。

父と祖父がともに技術者だったこともあり、エンジニアの成長や正社員としての就業を支援するという事業内容に惹かれました。※お花屋さんからエンジニア支援。違うように見えて、人の気持ちに寄り添うという点では同じ仕事。私としては新しい仕事にチャレンジすることにわくわくしていました。

そのとき募集していたポジションはふたつありました。ひとつは配属先となる企業への提案を担当する「営業」。もうひとつはエンジニアを目指して来社される方の配属先マッチングやキャリア相談を行う「コーディネーター」です。営業にも興味があったのですが、上長の判断により私はコーディネーターとしてスタートすることになりました。

まずは、「エンジニアっておもしろそう!」と思ってもらうために

▲エンジニアの仕事ややりがいを具体的にイメージさせてあげるのも私の仕事だと思っています

スタッフサービス・エンジニアリングは、これからエンジニアを目指したいという未経験の若手求職者も広く受け入れています。ある20代の男性は、最初の面談をした時に「ところで、エンジニアって何をする仕事なんですか?」と、私に質問しました。

エンジニアについて何も知らない方に、何から話せば仕事をイメージしてもらえるのか、正直悩みました。しかし、何より大事なことは、「エンジニアっておもしろそう!」と思ってもらうことです。ただ事務的に配属先のことや仕事内容を説明しても、きっと伝わらない──そう考えた私は、営業担当から聞いた現場のエピソードを話すことにしました。

ある航空機のエンジンを製造している会社での話です。そこの就業メンバーが、自分たちのつくったエンジンを搭載した飛行機の離陸する姿を空港まで見に行きました。そして飛び立つ瞬間、メンバーみんなで手を取り合って喜びを分かち合い、感動を共有したそうなんです。このエピソードを伝えることによって、エンジニアはそんな感動ある「モノづくり」に携われる、想像以上に魅力的な仕事だということを感じてほしくて。

すると彼は先ほどとは目の色を変えて、がぜん興味を持ち「そこで働きたい」と言ってくれたんです。営業担当にそんな彼のことを話すと、「ぜひ先方に紹介したい」との返答があり、とんとん拍子に準備が進んでいきました。結果、彼は無事にその会社への配属が決定し、エンジニアについて何も知らなかったところから、エンジニアとしての第一歩を踏み出すことに。

後日、会社の新年会で再会したときには、彼のほうから駆け寄ってきてくれました。そして「いい配属先を紹介してくれてありがとうございます。まだ教えてもらうことばかりですが、仕事はすごく楽しいです」と話してくれたんです。

彼が私のことを覚えてくれていると思っていなかったので、声をかけてくれたことが素直に嬉しかったです。また未経験で知識のなかった彼が、生き生きと活躍してくれている姿を見てたのもしく感じました。

社内の業務をぜんぶ経験したい。そしてもっと多くの人を応援していきたい

▲すべての経験が、エンジニアを支援することにつながっていると思います

コーディネーターとして実績を積むことはもちろんですが、将来は営業の仕事もトライしてみたいです。自分にもっと力になれる部分はないかと考えた結果、営業職に就けば、実際に働いているエンジニアの方々のサポートに携わることができると思ったのです。

面談、キャリアアドバイス、配属先の紹介、そして対クライアント企業についても、営業のすべてを経験したいです。いろんな視点から話をすることができれば、エンジニア志望の方の夢を実現するための助けになるはずですから。

未経験からエンジニアになりたいと思っても、ひとりでは難しいかもしれません。拭いきれない不安や葛藤がいろいろ出てくるかと思います。そんなときは、ぜひ私たちを頼ってほしいんです。努力しようという意欲さえあれば、学歴も経験も関係ありません。私だってお花屋さんからまったく未経験のコーディネーターになったんですから。

一人ひとりの悩みや心配事に寄り添い、ともに将来を考えていく。それが私たちの仕事です。今後も、もっと多くの人と関わり、より多くの人の未来を一緒につくっていくお手伝いをしたいと思っています。

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