音・光・映像を融合させた演出──パチンコに惚れ込んだ学生時代

▲パチンコにのめり込んだ学生時代には少々反省も……。そんな日々があってこそ、今があります

パチンコとの出会いは学生時代でした。当時所属していたサークルの先輩に誘われ、生まれて初めてパチンコ店に足を踏み入れたんです。そして何度か通ううちに、台の魅力にすっかり心を奪われてしまいました。

音と光と映像を巧みに組み合わせた演出、ドキドキ感を膨らませるさまざまな仕掛けや展開……。勝ち負けに関係なく、私は娯楽としてのパチンコにハマってしまったんです。

それほどまでにパチンコにひかれた私は、もちろん、就職活動でも関連業界を目指しました。できれば、メーカーで台をつくる仕事をしたいと思ったんです。でも、希望通りの企業はなかなか見つからず、就職が決まらないまま卒業してしまいました。

そんなときにネットで見つけたのが、スタッフサービス・エンジニアリングです。「気軽に仕事探しのご相談を」というメッセージに、本当に相談のつもりで面談に臨みました。

まず相談のはずが、いきなり大手自動車メーカーへの配属決定

▲日本を代表する大手企業で働けることに、両親も大喜びだったという

面談では就職活動に失敗したことを正直に話しました。すると、担当の方が「工学部・航空宇宙学科のご卒業なら、エンジニアを目指しませんか?」とおっしゃったんです。「一応、理系卒だけどまったく経験がないし……」という不安はあったのですが、「実際、今無職で、このままじゃダメ」という想いが上回り、その場で「はい」と答えました。

すると2日後、「大手自動車メーカーへの配属はどうですか?」という電話がかかってきたんです。日本を代表する大手企業ですから両親も大喜び。しかも、働きながら技術・知識を身に付ければいいというお話だったので、願ったりかなったりな状況で……。また、「はい」と答えましたね。

これが2007年6月、スタッフサービス・エンジニアリングへ入社したきっかけです。

スタッフサービス・エンジニアリングは、未経験者や経験の浅い若手を積極的に正社員として採用し、配属先の仕事の中でエンジニアとして育てていく会社です。配属先には大手企業も多く、そのひとつがこの自動車メーカーだったんです。

私はそこで、走行時の制御データの評価・解析などに携わりました。エンジニアのスタートとしては申し分ない環境でしたが、2年が経ったころから次第に仕事が物足りなくなってきたんです。

自分は将来どうなりたいのか、本当は何をやりたいのか。それをあらためて考え、キャリア相談をすることを決意しました。

ついに念願のパチンコ台づくりへ

▲光るグッズを見つけては、ついついコレクション。ランプ開発のインスピレーションが湧いてきます

こんな仕事をしたい、こんな会社で働きたいという希望を出せるのもスタッフサービス・エンジニアリングの魅力です。だから、キャリア相談では「パチンコに関わる仕事をしたい」としっかり伝えました。でも、残念ながら配属先にパチンコ業界の企業はなくて。

そのとき、営業担当の方が「ないなら、これから探す」とおっしゃってくれました。そこまでしてくれるとは思いもよらず、頼もしく感じましたね。

私も何もしないで待つだけではいけないと思い、引き続き大手自動車メーカーで働きながら、隔週土曜日に専門学校に通いました。正直にいうと、パチンコ業界への熱意をアピールする意味もありましたね。その想いが伝わったのか、営業担当の方から「希望していた配属先を開拓してきたよ」という連絡が来たんです!

そして、2010年6月、ついに大手遊技台開発会社への配属が決定。念願の業界デビューを果たします。最初は台の不具合チェックなどの簡単な業務でしたが、仕事でパチンコを打てるなんて思ってもみなかったので楽しくて。そこから、次第にプログラムを書かせてもらったり、仕様書の作成を任されたり、仕事の幅が広がっていきました。

スタッフサービス・エンジニアリングは、書籍購入補助や資格取得奨励などの制度が充実しています。それを活用して、専門書を買って勉強したり、VBAベーシックの資格を取得したり、自分でもスキルアップに務めました。さらに、配属先でも「これがやりたい」と積極的に声を上げるようにしていました。

その結果、ランプの点灯パターン開発、演出やコマンドの仕様設計などまで任せられるように。まさに私のやりたかった「パチンコ台づくり」そのものに携われるようになったのです。

大好きな仕事をずっと続けたいという想いが私の原動力

▲2018年、産休・育休から復職。そして2019年、「最優秀エンジニア賞」を受賞

2016年、晴れて子どもを授かりました。とても嬉しく思いながら、出産後のことを考えました。できれば同じ仕事をしたい、と。

そこで、自分がいない間も業務が滞りなく進む体制づくりに力を注ぎました。VBAツールの編集方法を共有したり、ランプ作成のノウハウ集をつくったり、未経験者対象の勉強会を開いたり……。

その努力が認められ、14カ月間の産休・育休を終えた後、願い通り同じ職場に復帰することができたんです。さらに「ランプディレクター」という称号と役割を与えていただき、いっそうモチベーションが高まりました。

でも、まだ子どもが小さいので、急にお休みしないといけないこともあります。そんな中で、業務の効率化をより意識するようになりましたね。今まで以上にスケジュール管理や優先順位づけを徹底する。作業工程の簡略化のためのツールをつくる。それらを社内に展開し、若手の育成にも役立てる……。

そうしたこれまでの取り組みが配属先への貢献として評価され、スタッフサービス・エンジニアリングの「最優秀エンジニア賞」をいただきました。これは、ただ「すごいことをやった」というのではなく、“大好きな仕事をずっと続けたい”という気持ちを原動力に、小さなことをコツコツやってきた結果だと受け止めています。

パチンコ台づくりを夢見た学生時代から14年。ここに配属されてから9年半。熱い想いを持ち続け、一所懸命に努力を重ねていけば、チャンスをつかみ、実現できるということを身をもって感じました。

ただ、それは私だけでなく、誰でも同じはず。もしかなえたい夢があるなら、スタッフサービス・エンジニアリングが心強い味方になってくれると思います。