犬好きだった私が、夫の影響で車・バイク好きに

▲このころは夫婦そろって同じ会社で働くことになるなんて思いもしませんでした

あゆみは幼いころから犬が好きで、高校卒業後はドッグトレーナーの専門学校に進みました。

あゆみ 「警察犬の訓練所に就職したときは『夢がかなった!』と思いましたよ。

でも現実は厳しいもので……。食事や住居は用意してくれたものの収入は少なく。犬との関係は良好だったんですが人間関係はうまくいかず、1年ほどでやめてしまいました」

一方の克彦は高校卒業後、フリーター。

克彦 「高校卒業後、就職しなかった私は高校のときのアルバイトをそのまま続ける形で、回転寿司のお店でアルバイトをしていました」

あゆみは前職を辞めた後、克彦の働いていた回転寿司のお店でアルバイトとして働くように。そこでふたりは出会い、1年半ほど一緒に働くうちに、いつしか交際を始めるように。

やがて克彦は前から好きだった車関係の仕事がしたいと自動車整備の会社へ転職、あゆみは実家の精肉業の手伝いをすることになりました。

こうして、それぞれのキャリアを歩み始めたふたりは、お互いの仕事を尊重しながら一緒に住むことを決め、ついに結婚。そんな節目を迎えて、あゆみは夫の影響からキャリアについての悩みを持つようになりました。

あゆみ 「お互い違う道に進んだんですが、気が付けば私も車やバイクが大好きになっていました」

ままならぬ転職活動。助けてくれたのはスタッフサービス・エンジニアリング

▲採用担当者からの思わぬ提案で、人生が変わり始めました

あゆみは実家では営業、配達、加工などさまざまな仕事を通し、いろんな人と関わりました。

あゆみ 「人と関わるのは嫌いではなかったので、5年ほどは楽しく働いていたんですよ。でも、整備士としてキャリアを積んでいく夫を見ている中で、気が付けば私も車やバイクが大好きになっていて……。『私もこのままではいけない』と思い始めました」

ちゃんと世の中を知りたい。新しいキャリアを築いていきたい。あゆみはそう考えて転職活動を始めたものの、社会経験が乏しいせいか書類選考で落ちてばかり……。

あゆみ 「正直ここまで苦戦するとは思いませんでした。面接にすら進めない現実が、とても苦しかったことを覚えています。でも、これまでアルバイトや実家で働いていただけで、何か実績をつくってきたわけでもないのも確かで……。『好きなことを仕事に』なんて甘えなのかな、諦めてしまおうかなと何度も思いました」

でも、どうしても諦めきれない──そんな想いから、漠然と考えていた「夫と同じように自動車関係の仕事に就きたい」ということを相談しに行ったのがスタッフサービス・エンジニアリングでした。

あゆみ 「最初は仙台で面接を受けましたが、『地元ではご希望に添えるプロジェクトが少なく、すぐに配属するのは難しそうです』と言われて。夫が仙台で働いている以上、私だけが引っ越すわけにはいきません。仕方なく転職活動を再開しましたが、やっぱりうまくいきませんでしたね」

あゆみは、その後もすがるような想いでスタッフサービス・エンジニアリングに相談し続けました。そんなあるとき、面接官からの思わぬ提案で、ふたりの人生が変わり始めることに。

ふたり一緒に転職。思いがけない提案から生まれた新たな選択肢

▲キャリアアップを考えていたこともあり、ふたりで新天地で挑戦することしました

その後、スタッフサービス・エンジニアリングで二度目の面談をしたあゆみ。結局、「今は仙台勤務でマッチするプロジェクトがありません。他県まで選択肢を広げてはいかがですか」と勧められてしまいます。そこで「夫が地元で整備士をしているので」と、引っ越せない事情を説明しました。

あゆみ 「事情を伝えると採用担当の方が『ご主人と一緒に入社というのはどうでしょう』と言うんですよ。他の地区なら多様な製品分野で、未経験からスタートできるプロジェクトも豊富だから、ふたりで引っ越すのはどうかと。まったく予想外の提案で、もちろん即答するわけにもいかず、夫に相談してみることにしました」

あゆみから「ふたりで一緒に転職できるみたいなんだけど、どうかな?」と相談された克彦。話を聞いて驚きつつも、前向きに考え始めました。

克彦 「最初はとにかくびっくりしましたね。妻が転職相談に行った先で、まだ会ってもいない私にまで入社を勧めるわけですから。でも実は当時、もう少し技術的な仕事をしてみたいという想いがあったんです。そのこともあり、一度話を聞いてみることにしました」

そうして今度はふたりで話を聞きにいきました。

克彦 「面接に行くと、妻を担当してくれた方が本当にふたりの将来を親身になって考えてくれていることが伝わってきて……。この人になら任せてもいい。ふたりで新天地で新しいことに挑戦するのも悪くない。という気持ちになってきたんです」

再度夫婦で話し合った結果、ふたりで頑張っていこうという結論に。本格的なプロジェクト選定を進める中で、最終的に、そろってスタッフサービス・エンジニアリングに入社することを決意します。

そして入社後は「さいたまテクニカルセンター」の所属となり、克彦は大手金属メーカーへ、あゆみは日本屈指の塗工技術を持ち自動車用塗料なども扱う化学メーカーへの配属が決まりました。

「転職を真剣に考え出してからは、やはり悩みました。でも思いきって転職した結果、仕事へのやりがいも増えましたし、ふたりで過ごす時間も増えました」と克彦は振り返ります。

新しい仕事に満足感、新しい生活に充実感

▲転職して仕事へのやりがいも増えましたが、ふたりで過ごす時間も増えました

やっとの思いで転職をしたふたり。現在の環境に対して大きなやりがいがあると語ります。

克彦 「私の仕事は自動車の触媒(排ガス浄化装置)の耐久評価です。もちろん整備士の資格や経験を存分に生かせる職務ですが、慣れないパソコン操作に最初は戸惑うこともありました。

でも『自動車をつくる側』の仕事って楽しいですね。エンジンに触媒を取り付けて、何十時間も耐久テストを行う中で、自動車開発の難しさもわかってきました。入社1年強ですが、後輩の育成・指導まで任されるようになったのも嬉しかったですね」

あゆみ 「私は配属先メーカーの開発部門で製品の開発・試作・評価に携わっています。

難しい化学薬品の名前が出てきたり、うまくいかず何度も試作を繰り返したり、専門知識と技術の習得には苦労しますが、毎日新しい発見があって楽しいですね」

また、スタッフサービス・エンジニアリングには関連書籍の購入や通信教育の受講を支援してくれる制度もあり、自分で知識を磨いていくこともできると言います。常に成長を追求できる環境は、ふたりが強く求めていたものでした。

それだけではありません。結婚生活にも大きな変化がありました。転職によって、ふたりで過ごす時間も充実したのです。

克彦 「仙台で私が整備士をし、妻が精肉業で働いていたころは出勤時間も休日も違うので、なかなか一緒の時間が持てませんでした。でも今は休みが増えて、ふたりでいられる時間が多くなったので、ツーリングに出かけたりおいしいものを求めてドライブしたり。車1台・バイク3台を駆使して、プライベートを楽しんでいますね」

克彦は今の経験を生かして、いずれ別の自動車関連企業に挑戦したいという想いもあると話します。

克彦 「あゆみは『またふたりで違う土地に引っ越すのも悪くないかも』なんて言っていますが、全国に多数のプロジェクトを持ち、一人ひとりに丁寧なフォローをしてくれるスタッフサービス・エンジニアリングなら、きっと希望をかなえてくれると思っています」

夫婦で同じ会社に勤務し、仕事の面でも、プライベートの面でも充実した日々を送る、藤田夫妻。これからもふたりで、前に進んでいきます。