パラリンピックを目指す次世代アスリート支援──完全給付型奨学金などのサポートを提供

スタイル・エッジは、パラリンピックを目指す次世代のアスリートを支援するため、一般社団法人日本パラリンピアンズ協会が主催する奨学金制度「ネクストパラアスリートスカラーシップ」に創設から協力・協賛しています。今回はこの活動への想いや各選手のコメント、そして、奨学生たちの活躍についてご紹介します。

障がい者アスリートの夢を支える一助になりたい

「80億の人生に彩りを。」をビジョンに掲げ、「悩む人の明日をひらく。」をミッションとしているスタイル・エッジグループ(以下、SEG)。トラブルを抱える人を助け、さまざまな社会問題を解決するために、士業・師業に特化した総合コンサルティング事業を展開しています。

私たちが目指すのは、ひとりでも多くの人が安心して暮らせる、社会的弱者がいない社会の実現です。事業を通じて人々の知識格差をなくし、さまざまな悩みを解決に導くお手伝いをしています。しかし、このような想いは事業のみならず、SEGの行う社会貢献活動にも共通しているんです。今回はその中から障がい者アスリートへの支援についてご紹介します。

障がい者アスリートの最大の悩みは、競技用具や遠征費などに高額な費用がかかってしまうことです。SEGはそのような悩みを抱えるアスリートの夢を支える一助となればと思い、2017年の「ネクストパラアスリートスカラーシップ(以下、NPAS)」 に協賛しています。

NPASは、パラリンピック出場を目指すアスリート育成を目的とした完全給付型の奨学金制度です。最大の特徴は、奨学生の選考からサポートまで、パラリンピアンが主体的に関わることで、次世代のリーダーとなりうるアスリートの成長に深く寄与していく、という点にあります。SEGは、創設時から奨学金の拠出のみならず運営にも協力させていただいており、2019年で3期目を迎えます。

パラリンピックを目指すアスリート育成を目的とした完全給付型の奨学金制度

▲NPAS第2期授与式にて挨拶をするスタイル・エッジ取締役 人事部長の花咲圭祐

選考委員会の委員長は、全盲の水泳選手としてパラリンピックに6大会出場し計21個のメダルを獲得した河合純一さん。委員は日本障がい者スポーツ協会強化部長の井田朋宏さん、桐蔭横浜大学准教授の田中暢子さん、冬季パラリンピックに5大会連続出場し計10個のメダルを獲得した大日方邦子さんなどが務めています。

そして、奨学金の拠出だけでなく、運営面でもしっかりと責任を果たしたいという想いから副委員長として当社代表の金弘厚雄、委員としてグループ会社である株式会社スタイル・エッジMEDICAL代表の初瀬勇輔も協力させていただいています。初瀬はSEGが支援する視覚障害者柔道のパラアスリートでもあります。

こうした障がい者スポーツに深い理解のあるメンバーで構成されている選考委員会。その選考ののち奨学生に選ばれた選手には、奨学金として年間50万円が給付されるほか、日本パラリンピアンズ協会の各種勉強会への参加や英語習得のサポート、さらに元パラリンピアンによる相談やアドバイスの支援が受けられます。

第1期より選考後には授与式を執り行っており、当社の取締役 人事部長である花咲圭祐も授与者として出席しています。授与式の模様は下記の通りメディアにも取り上げられました。

「ネクストパラ奨学生に森宏明ら4人、奨学金など授与」 (日刊スポーツ)

「障害者アスリート唐司らに奨学金」 (共同通信)

「次世代パラアスリートを支援、NPAS 1期生授賞式」 (日刊スポーツ)

NPAS奨学生8名からの声

▲NPAS第2期授与式にて奨学生と選考委員の方々と記念撮影

創設から2019年10月28日現在までに、第1期4名、第2期4名、計8名の奨学生を選出しています。第3期生の選考はこれから行われるところです。第1期から第2期の奨学生からコメントが寄せられていますので、その一部をここにご紹介いたします。

■船水梓緒里 選手(車いすテニス)

選出いただいたことで、競技に対する意識も高まり、何事にも前向きな気持ちで取り組んでおります。今年は、受験勉強と競技活動との両立に苦しんだ1年でしたが、多くの海外遠征をすることができ、車いすテニス競技を始めたときに掲げた「世界ジュニアランキング1位」という目標を達成することができました。また、英語学習プログラムにより、英語でのコミュニケーション能力を上げることができました。ご支援いただいた皆様への感謝の気持ちとNPASの求めるアスリート像を忘れずに、よりいっそう、競技力向上に励み、パラリンピック出場を目指してまいります。

■橋本勝也 選手(ウィルチェアーラグビー)

この度は昨年度に引き続きNPAS奨学生に選ばれたことに誠に感謝しています。奨学金はグローブやテーピングなど競技において必要な備品の購入費、チーム練習の遠征費に利用し競技力の向上につながりました。東京2020まで残りわずかですが、代表に選ばれ1分、1秒でも長くプレーできるように練習に力を入れていきます。

■古澤拓也 選手(車いすバスケットボール)

今年1年、車いすバスケットボール男子日本代表として多くの海外遠征や国際大会に出場してきました。中でも7月に行われたコンチネンタルクラッシュでは良いパフォーマンスを発揮することができ、「オールスター5」という個人賞を獲得できたことも自信につながりました。皆様のサポートにより、日頃からトレーニングからケアまで最大限に気を使いながら過ごせていることが、パフォーマンス向上の要因だと考えております。来年度も東京パラリンピックに向けて無駄のない日々にしたいと思っています。

■森宏明 選手(パラノルディックスキー)

この度、NPAS2期生に選出していただき大変光栄に存じます。私自身、競技活動を続けていく上で悩みの中心は、常に費用の問題でした。今回、皆様のご支援を受けて競技力の向上へとつながれるよう日々精進して参ります。ありがとうございました。

■高野頌吾 選手(車いすテニス)

この度は、NPAS奨学生に採用していただきありがとうございます。第2期生としての感謝の気持ちと共に、期待に応えられるよう、これからのプレーをさらに向上していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

■柳本あまね 選手(車いすバスケットボール)

この度はご支援をいただき、誠にありがとうございます。来る2020に向けて今後さらに遠征なども増え、費用の面で負担がとても大きくなります。ですが、今回支援をしていただけることにより、競技に集中することができます。東京パラリンピックに向けて練習にももっと力を入れていきたいです。

■唐司あみ 選手(ボッチャ)

この度はNPAS奨学生に選んでいただきありがとうございます。ご支援いただく皆様への感謝を申し上げるとともに、パラリンピックを目指し練習に励んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

■新田のんの 選手(クロスカントリースキー)

この度は、NPAS奨学生の1期生になりましたことを大変うれしく思っています。ありがとうございます。今まで以上に責任感を持ち、精一杯競技に打ち込み、頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

これからも障がい者アスリートを引き続き応援していきます

▲2018年平昌パラリンピック冬季競技大会に出場した、クロスカントリースキー・バイアスロンの新田のんの選手

2017年から始まり、2019年で第3期目となるNPASですが、多くの奨学生が活躍しています。たとえば、2018年平昌パラリンピック冬季競技大会には、クロスカントリースキー・バイアスロンの新田のんの選手が出場されました。

ほかにも、2019年10月に東京体育館で開催された「車いすラグビーワールドチャレンジ2019」では、1期生の橋本勝也選手が連日大活躍。初戦は日本が61対42でブラジルに快勝し、大会2日目にはフランスに51対42で勝利して準決勝進出。3位決定戦で見事イギリスに54対49で勝利し、銅メダルを獲得しました。

さらに、奨学生の活躍は大会のみにとどまらず、2019年3月にはNHK-BS1「行くぜ!パラリンピック」に車いすテニスの高野頌吾選手が出演。パラスポーツの魅力を発信しています。

また、同年10月に放映されたNHK-BS1「武井壮のパラスポーツ真剣勝負」には車いすバスケットボールの古澤拓也選手が出演し、競技の魅力を伝えていました。

奨学生の皆様には、NPASの奨学金を大いに活用していただき、パラリンピック出場を目指して頑張ってもらいたいと思っています。SEGでは、今後も障がい者スポーツの育成・普及を後押しできるよう、アスリート個人・団体を応援していきます。

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