ないものをつくる。自分の人生を表現する

「自分らしいスタイルで、ないものをつくる」――これがTBIで働く松浦彩のモチベーション。新規部署の立ち上げに数多く携わり、人事部では女性が働きやすい環境をつくるため、社内活性や制度構築、新卒採用などにも関わってきた。個性溢れる人々が働くこの会社の中で、さまざまな人のカラーを取り入れ厚みのある人間を目指している。
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一貫性がなく見える経歴の背景には、 子どもの頃からの一貫した野望がある

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人事部 兼 インバウンド事業部マネージャー 松浦彩
飲食店経営を中心に他事業展開を行っている株式会社TBI JAPANとの出会いは学生時代の飲食店でのアルバイト。当時、アルバイトながら給与計算以外の業務は一通り任されていたため、社員になることにあまり魅力を感じていませんでした。

就活の時期になると大学の友人の多くが大手企業を受けるように、私は航空会社への就職を希望しました。面接は順調に進み、受かるだろうと思っていたのに、最終で落ちました。今思うと、就職活動に対してそこまで本気で取り組んでいなかったので当然の結果かなと思います。

ちょうどその頃、知人が海外関連のネイル事業で起業するという話があり、一緒にやることにしました。ただ、TBIの飲食店とはずっと切れずにヘルプでたまに働いていたんです。

大学を卒業してから半年後、ネイル事業もうまくいかず、TBIのアルバイトとして戻ることにしました。しばらくして本社で広告事業部ができるという情報を耳にします。これまでの飲食の現場とは異なる業務をTBIグループ内で経験できると考え、社員になることを決意しました。

社員として入社した当初の印象は、「意外と女性が多い会社」。新設された広告事業部は約30名ほどでしたが、その40%が女性でした。広告事業部での業務にはまりながらも、もっと女性が働きやすい環境を整えたいという思いを抱くようになりました。これは私自身が、将来結婚や出産を経験してもバリバリ働いていたいという考えがベースにあるからだったと思います。

広告事業部で半年を過ごしたタイミングで人事部に異動しました。人事部では中途・アルバイトの採用がメインミッションではありますが、社内制度の整備や社内活性など環境を整えるアクションも積極的に行っています。

私自身、新しいことには昔から興味があり、インバウンド事業のプロジェクトが発足されることを聞き、人事部ながらも真っ先に手を挙げました。インバウンド事業部ではTBIGroupの飲食店へ、訪日外国人の紹介をメインに、海外の旅行会社との交渉や広告集客戦略の立案を行っている事業部です。普通の会社なら人事部とインバウンド事業部の兼務はありえないと思いますが、人事部をすぐに離れることもできないので兼務のかたちでスタートしました。このインバウンドの話を聞いた時に迷いなく兼務でもやりたいと思った背景があるんです。

実は、小さい頃からいつか海外に携わる仕事をしたいと思っていました。前述したネイル事業もこの思いからスタートしたんです。広告事業部の時も異動した人事部でも、いつか海外の仕事をしたいという思いがブレたことはありません。さまざまな分野での経験を、海外を舞台に発揮したいという思いはずっと私の中にありました。

過去に何をやってきたかではなく、 まだここにないものをつくれているか

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人事部のメンバー
私のモチベーションのひとつに、「ないものをつくる」というものがあります。人事部へのチャレンジも、当時のTBIには明確な人事制度がなかったからです。社員採用や人事評価、育成はもちろん、女性社員が活躍する環境など、一つひとつを作る必要があります。私自身、やるからには、一般的なものを当てはめるのではなく、TBIらしく、これまでにない新しい環境づくりを目指しました。

TBIでは、2013年に新卒採用をスタート。第1期新卒社員の半数が女性でした。私がつくりたかった、女性が働きやすく活躍できる会社だと感じてくれたのかなと、当時はうれしく感じたのを覚えています。

ただ、今となっては過去の実績であり、これでストップしてしまったら意味がありません。最近では、新入社員や女性社員が、自分の考えでその人らしく活躍できる環境だと感じてもらうためにも、私自身の働き方をひとつの事例と捉えてほしいなと考えています。

何ごとにも、自分らしさを体現していくことで、ある意味際立った存在となって、性別や年齢にとらわれることなく活躍できる会社なんだと実感してもらいたい。そのために私は、自分の生き様で表現しながら常に走り続けようと思っています。

失敗をしたらどうしようなんて思ったこともありませんし、もともとがないところからつくっているんですから、失敗か成功かなんて結果が出てみないとわからないですもん。

真似をするのではなく、 人の良いエッセンスを盗む

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社内決起会時の写真
TBIには個性的な人財が多くいるので、誰かひとりについていくというよりは、いろいろな人たちの長所や尊敬できる部分をそれぞれから吸収させてもらってるという感じです。

また私の性格上、思ったことや感じたことは自分の口から伝えないと気が済まないのですが、これが当たり前にできているのは、受けとめてくれる人たちがたくさんいるからなんだと思います。

一人ひとりから、良いエッセンスを盗んで、松浦彩らしさを潰さないようそのエッセンスを私テイストに変えて吸収する……。せっかくの個性なんだから、みんなそれぞれ自分らしさを表現していけばいいと思います。誰かの真似をするのではなく、良いところを盗んで吸収していくんです。

それから、ある仕事がルーティン化しつつあるときは、あえて違う角度から取り組んだりして、マンネリ化しないようにしています。これは飽きっぽい自分の性格を理解しているからです(笑)

新しいことに挑戦するにはすごくパワーがかかりますが、同じくらいワクワクします。私にしかできないこと、私らしさをこれからもどんどんつくっていきたいですね。

自分だけが正解じゃない。 いろいろなカラーを身に付けたい

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出張では度々海外へ!
目標にしているのは、やはり海外事業をやることです。TBIに入社したのは、ヴァバン会長が国外でも活躍しているので、海外事業をするためのヒントを盗めるだろうという思いもありました。じゃあ、実際に海外事業ができたら終わりかといったら、もちろんそれからが本当の勝負だと思っています。そのためにはさまざまな価値観を身に付ける必要があると思っています。

自分自身だけの行動力で何かに取り組むことはできたとしても、それだけではなく、自分にはない考え方や価値観を持つ人を巻き込んで、大きな仕事をやっていかなければならないと思っています。自分には女性らしい面があまりないと自覚しているのですが、女性は結果だけではなくプロセスを見てもらいたいと思うタイプも多くいます。私は「結果だろ」と思っちゃうんですけど(笑)

自分には当たり前にできるのに、それがうまくできない人もいますし、その逆もまた然りです。自分だけが正解じゃない、ということを仕事の中で意識的に気を留めるようにしています。

さまざまな引き出しやカラーを持つためには、まずは一度、人の話をインプットする。すぐに答えや結論を出さずに。いろんな人のいろんなカラーを身に付けて、厚みのある人間になりたいと思っています。

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