「産休育休後もフルタイムで!」新卒入社4年目で見えた私のワークライフバランス

2016年新卒でテックファームに入社し、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせた筒井規子。彼女が大学時代から描いていたもうひとつの夢は「幸せな家庭を築くこと」。新卒4年目にして、出産を経て育休から復帰。これからどんなキャリア築いていくのか、ワクワクが止まらない筒井規子が女性のキャリアを語ります。
  • eight

「情報化社会に取り残されたくない!」私が情報分野に興味を持ったワケ

33e25d148320b0e8d237a0184f9679635ac66689

生まれは福岡県。と言っても都会ではなく、福岡の中でも田舎の方での暮らしでした。高校までは実家で暮らしており、よくエンジニアの人は「幼少期からPCに興味があった」とか聞きますが、私はPCとは無関係の生活を高校まで送っていました(笑)。

多少触ったことがある程度で、PCが幼いころから身近になかったのです。

そんな中で、大学は筑波大学情報学群知識情報・図書館学類という選択をしました。なぜ情報系の大学を選んだかというと、ズバリ田舎の環境で育ったから!

私が生活をしていた地域では、先ほども話したようにネットのある生活はどこか遠い存在でした。そんな中、「情報化社会!」と世間で騒がれている一方で、自分が育った地域や家族は、このままでは取り残されてしまうという危機感を強く感じていました。

しかし、素人ながらに「情報系」という学部には少し難しいイメージがありました。それでも筑波大学情報学群知識情報・図書館学類に進学した理由は、名前に“図書館”ってついていて、親しみが持てたからです!

この学部では「情報の流通」部分に目を向け、学んでいました。

さまざまな情報がすさまじい量とスピードで飛び交う現代において、情報の流通は非常に重要と考えられています。その人が必要とする情報をいかに的確に渡すのかを重視し、統計学を用いて新しい情報の流通方法を提案していくことが、最終的な目的でした。

「いろいろなことができる会社に」だから私はテックファームへ

A641c839b00a1526fae4a1aea88f7304ebd28cd2

大学では成績もよく、幸運にも早期卒業で大学院に進むことができました。そして大学院で機械学習系、特にテキスト解析の研究に注力していました。情報の流通に対しての知見を深めるべく、勉学に勤しみました。

ですがいざ就職活動となったとき、最初はIT系に絞っていませんでした。確かに大学や大学院で学んでいたことはITの領域ではありましたが、それだけを理由に可能性を狭めたくなかったんです。

一番大切にしていた就職活動軸は「いろいろなことができる会社」。それをもとに、車の販売や部品メーカーなど、さまざまな業界や業種に目を向けていました。

しかしその中で、最終的にIT系のテックファームを選んだのは、自分のイメージするキャリアを歩めると思ったからです。

いろいろなことができる会社──それは単に裁量が大きいという意味だけではありません。最終的な切り札となったのは、テックファームが「ワークライフバランス」が取れている会社ということでした。

私は高校時代から、漠然と「自分の子どもが早く欲しい」という願望を抱いていました。そして進学した大学で、教授たちは家族を大切にする人ばかりでした。

授業も家族トークからスタートすることが多くありました。そんな環境で学部・院の5年間を過ごしていたので、家庭を持つことへの憧れはいっそう強くなっていたのだと思います。

そんな想いの中で就職活動をスタートさせ、キャリアと家庭を築くことを本当に実現できる会社は、意外と少ないのではないかと感じることもありました。

制度として産休育休がある会社は少なくありません。しかし現場社員の話を実際に聞いてみると、バリバリ男性と肩を並べキャリアを積んでいくことがイメージできても、そのためには産休育休という考え方を実質的には否定している環境があったりしました。

また、女性がまだ少ない会社で制度をこれからつくりあげようとする業界では、実績が無く不安に感じることもありました。

そんな中、テックファームには子育てをしながらキャリアを積んでいる女性エンジニアがたくさんいました。実際に産休をとった女性社員の復帰率は100%でした。

またキャリア積んでいく上で、私は「ルーティンワークはやりたくないな……」と思っていました。なので、他の会社がうたっていた「産休育休後には事務系の職種にキャリアチェンジができる!」といった文言には、まったく魅力を感じなかったのです。

結婚や出産後も仕事をしっかりやって、自分のキャリアを積んでいきたい。会社にお金を生み出す立場として貢献していきたい。

そういうことを考えつつ、テックファームでなら会社へ積極的にお金を生み出す立場にまわることができ、また産休育休後でもエンジニアとして復帰し、キャリアを積み続けることができるのではないかと思い、入社を決めました。

周りの協力と理解が、今の働き方を支えてくれている

72e2b619167a5c94a211111fecc6dd42bf6ad950

私は出産後も主婦業をメインに考えるのではなく、しっかりいちエンジニアとして働くスタイルを貫きたいと思っていました。なので育休後、私は最初からフルタイムで働く選択をしました。

とはいえ、復帰前にはフルタイムで働くことに対して不安になることもありましたし、体力的なことはもちろん、精神的にも大丈夫なのか……と考えていたんです。

ですが、実際に復帰してみると予想よりしんどいと感じることは少なく、仕事も充実感を持って取り組めています。それもひとえに、周りからの理解と協力が得られているお陰です。

旦那さんには本当に助けてもらっていて……。そして上司の理解も大きく、産休前から復帰後の働き方については話合いの場を設けていただきました! 時間の制約はあるものの、現在は開発リーダーという立場で自分やチームメンバーのタスクを調整する立場になり、よりタスク管理に対する意識が上がったと思います。

働き方が変わったことで、仕事に対しての考え方も変わりました。これまでは、“自分でやりきること”にやりがいを感じていましたが、今は周りのメンバーと力を合わせてタスクをこなしています。

出産前はとにかく、「成果を出して帰る」ということを重要と考えていました。そのために、時には成果を出すまでと、残業もいとわなかったんです。

決してそれが間違っていたとは思いません。大変ではありましたが、その分自分のためにやりたいことをやり切り、スキルを伸ばし、仕事が終わったときの大きな達成感を味わうこともできたと思っています。

しかし今の生活では、そういった無茶はできない。残業するとお迎えが遅れて、子どもとの時間が少なってしまうからです。

だから、ひとつのタスクをもらったときにすべてを飲み込むのではなく、前もってタスクを分配し、まずはスケジュールを組み立てることを心がけています。

今まではタスクを重ねていく積み上げ形式の働き方だったのが、スケジュールを細かく組むことで、詰め込み形式の働き方に変わったんです。

もちろん、どちらの働き方もメリットやデメリットはあると思いますが、家庭、特に子どものことを考えると、この詰め込み形式は合っていると感じます。

現在のワークスタイルは「朝早く来て、早く帰る」というもの。子どもの朝の保育園への送迎は旦那さん、帰りのお迎えは私が行っています。

子どもが小さいうちはいちエンジニアとして、詰め込み形式の働き方をうまく活用し、技術や知識を習得し、成長していきたいと考えています。

そして将来的には、その知識を糧としてPM(プロジェクトマネージャー)の仕事もしていきたいです!

カッコいいママであるために、寄り添えるママであるために

A90da3a6ed769f9b2c5d72cc27eb2f286474b1a1

目下の目標は、専門的に深くなくてもいいですが、どんな技術に対しても広く浅く知見があるエンジニアになることです。

Google I/Oで毎年発表される新しい技術やサービスの話などを聞いたとき、今は圧倒的にわからないことの方が多いですが、いつかGoogle I/Oを聞いたときに、「あ~これね! あれね!」って一応の理解ができるくらいには、幅広く知識が持てればなと。

どんな技術の話題が振られても答えられるようになり、幅広い技術知識を取得しながらその知識を生かし、新しいサービスを生み出せるようなエンジニアになっていきたいと今は考えているんです!

また、その一方で家庭も同じくらい大事にしていきたいと考えています。入園式や運動会、入学式や卒業式など、子どもの大事なイベントには必ず出たいと思っています。

子どもには働いているカッコいいママの姿を見せたいですし、大切なときには常にママがいてくれると思ってほしいんです。

その両立が私にとって一番幸せなことで、生きていく価値につながっています。どちらか一方だけではなく、このふたつを実現していきたいのです。

そして最後に、育休や産休後のキャリアに悩む女性に伝えたいことがあります。

なかなか産休育休後は、以前と同じように働くことは難しいと考えられがちです。

もちろん、今も私ひとりの力ではフルタイムで働くことは難しく、旦那さんの協力があるからこそ実現できています。

もし時短勤務を取りたくないけど、なんとなく取らないといけないと考えている人がいれば、時短勤務を取らなくても、しっかり家庭とキャリアを両立できるということを伝えたいです。

旦那さんや家族、会社と話合いは必要かと思いますが、必ずしも時短がすべてではなく、やり方によっては自分の納得する働き方やキャリアの道筋を見つけられるのではないでしょうか。

出産・育児とキャリアを両立させ、よりよい人生を送りたい──そういう女性たちの願いや挑戦を、私も、テックファームも応援しています!

関連ストーリー

注目ストーリー