「攻めが一番の保険」人生は予期せぬことばかり。それがおもしろい

プロダクト本部で働く上夏井 圭子は、2014年に中途採用で入社しました。2019年現在はプロジェクトマネージャーとして従事し、今期からは新卒採用の面接官に就任しています。今回は、彼女が学生時代に思い描いていた人生、女性の働き方をはじめ、面接官として当社に合う人物像をどう考えているのかお伝えします。

女性が社会で活躍できるための職種として「エンジニア」を選んだ

幼い頃から、「女性であっても手に職をつけて生きていきたい」と思っていました。とくに、大学生時代はお金もなかったので 、より効率的に働き、 より稼ぐにはどうしたらいいか模索していましたね。

正直なところ、新卒でシステム会社を選んだ理由も、 大手子会社で安定していて残業代もきっちり出るところに魅力を感じたからでした。

今でも覚えているのは 、新卒採用を担当された面接官に「将来の目標は?」と問われた際 、「たくさん稼いで、早く引退することです」と答え、大笑いされたことです。

高校時代、地元でも校則が厳しいと有名だった学校へ入学し、自由がない環境の中で、どうしたら自由になれるのか、女性が社会で活躍できるのにはどうすればいいのか、友人とよく考えていました。

当時思っていたことは、女性の若さは武器になるけれど、若さはあっという間になくなるということ。 なくなったときに自分がひとりでも生きていけるようになるためには、手に職つけるしかない、と考えていました 。

昔からエンジニアリングにすごく興味があったわけではないんです。大学で入学した学部も水産学部だったので 、物理系ではありましたがプログラミング授業は取っていません。

なので、新卒で入社した会社で初めてプログラミングに出会うことになります。 システムができる工程を経験して、モノができ上がること自体にとてもおもしろみを感じましたね。

しかし、条件重視で入社した会社で安定を求めていた私に、少しずつ苦しみが生まれ始めます。あれだけこだわっていた 「安定」を“縛り”のように思い始めたのです 。

前職の環境は年功序列の考え方が強い会社でした。また子会社という立ち位置もあって、親会社の判断を仰がないといけなかったり、与えられる仕事にばかり追われてしまったりともやもやすることもありました。

産休復帰後も、エンジニアの職を選択。“新たな軸” で活躍できる場所へ

こうしてもやもやしている中、入社3年目に結婚。出産もすることになりました。

学生時代から女性でもバリバリ働きたいと思っていたので、自分が結婚することや子どもを産むことは想定していなかったのですが、人生何が起こるかわかりませんね(笑)。

しかし、こうして産育休を経て復帰したものの、前職の会社では復帰した女性が誰ひとりおらず、想像以上の苦労が待っていました。

子どもの身体が弱かったこともあり、突発的なお休みが発生してしまうことも少なくない。初めての子どもだったので、熱が出てもいつ下がるかわからない。やむを得ず会社を休まなければいけなくなっても、上司への欠勤連絡でいつ熱が下がりそうか聞かれても答えらないなど……。苦しかったですね。

それでも新卒で入社してまだ3年。スキルも十分でなかったため、ちゃんと今の会社でスキルをつけようと3年計画で目標を立てました。

1つ目は、現職で使用している言語以外で市場でも求められる言語を習得すること。
2つ目は、自分ひとりでアプリを開発すること。
最後に、資格をとること、です。

子育てをしながらではありますが、休憩時間を利用したり、子どもが寝た後で学習したりすることで着実に目標に向かっていました。

また、タイミング良く、自社システムをリプレイスすることになり「学ぶだけではなく、手を動かしてみることが大事だ」 と考えていた私は手を挙げました。 結果として、このプロジェクトでは学んでいた言語で実装することを達成。また、自分で立てた目標が実現できたことで、次はもっとエンジニアとして成長したい、と転職先を検討し始めました。

転職のときに意識していたのは学生のときに就職軸にしていた、「安定」ではなかったですね。テックファームに応募したのは、当時の採用サイトに技術書籍の前で撮影されていたエンジニアの写真が使われていたり、エンジニア割合も多かったり、会社としてエンジニアを大事にされていると感じたからです。

当時、掲載されていたスキル要件が高くマッチしてないと思っていたのですが、入社理由もきちんと書けたので、自主応募でエントリーしました。

なぜテックファームに決めたのか学生さんにも聞かれますが、私の最後の決め手は、最終面接の際に取締役から自分の開発したアプリの技術根拠を聞かれたことですね。その取締役から確かな技術力を感じ、きっと大丈夫だと思いました。

ちなみに、ちゃんと技術根拠を答えられなかったので、面接には落ちたと思ったのですが……(笑)。結果、内定をいただき2014年に入社することになります。

主体的に、まじめに。向上心を持ち続けてプロジェクトマネージャーへ

テックファームに入社して、一番大変だった……というよりも厳しかったことは、「スキルがないからアサインできない」と言われたことです。ショックでしたね。なぜ採用されたのか……と心の中で思いました(笑)。しかし、そうも言っていられないので、自分で学習することにしました。

目をつけたのは、社内でもまだ習得している人が少ない言語や電子工作です。初めてアサインされたプロジェクトも、あたまからリーダーで担当することになりました。自分にスキルがあれば、パワーがあれば、できることがたくさんあるなと体感した経験ですね。

いろいろ経験してきて、やっと手応えを感じて仕事しているのは、本当に今だと言えます。

日本の農業の競争力向上を支える現在進行形のプロジェクトに、初めてプロジェクトマネージャーとして参画しているんです。テックファームのグループ会社にアグリテック企業のWe Agriがあるのですが、そのグループ会社のプロジェクトになります。

We Agriでは、農作物を産地から集荷し、直接海外へ輸出する業務を行っているので、そのために必要となるシステムやサービスの開発を一緒に行います。 We Agriはもともとシステム会社ではないため、技術的な部分に関しては、こちらから提案させてもらえる機会も多いです。

私は、初めからこのプロジェクトに入っていたわけではなく、途中参入です。アサインされていたプロジェクトマネージャーが、他のプロジェクトで忙しくなってしまったこともあり、すべて引き受けることになりました。

プロジェクトマネージャーとして意識していることは、メンバーが仕事を楽しくすること、ですかね。テックファームのエンジニアはみんなまじめなので、自主的に一生懸命仕事をしています。

こだわりが強いエンジニアも多いのが特徴なので、一緒のゴールを目指すときに多少ぶつかることもありますが、信頼関係を築けるように努めています。そのかいもあってかメンバーのひとりから、出してくれる情報が完璧で頼りになると言われたことがあって、とても嬉しかったですね。

テックファームを一緒につくっていきたい人、とは

今期から、 新卒の面接担当という新しい任務を行うことになりました 。

新しいメンバーが入社してくれることはとても楽しみです。 いろいろな方にお会いしたいと思っています 。とくに人生にネタがある人はいいですね。 さまざまな経験をされている人もおもしろそうです。

良いチームは、いろいろなバックグラウンドや、さまざまな考え方の人で成り立つと思っています。完璧な人はいないので、組み合わせてお互いに補完し合っていきたいです。

私が今 、学生時代の就職活動から振り返ってみて思うことは「人生は思うように進まない、考えすぎてもダメだ」ってことでしょうか。綿密に将来を設計して進んできましたが、想定外なことがたくさんありました。

そしてその想定外のことのおかげで、人生が楽しく、豊かになりました。私が一緒に働きたい方は、「こうなったらいいな」と考えるよりも、「自分がこうしたいです」って実行に移せてしまう人ですね。

テックファームでは、自主的に行動できる人が評価されており、自分で手を挙げて、できるチャンスもたくさんあります。自分でやりたいことがある人にとってはとても良い環境です。ぜひ、社員がどんな顔で働いているのか見に来てほしいですね。

自主的な人が評価されるっていうと、ハードなイメージがあるかもしれません。実際私も転職した当初は、「考えが甘かったな」と思ったこともあります(笑)。

もともと転職する前から、「濃く働きたい」と思っていたんですよね。子どもを産んで、どうしても早く帰ったり休んだりしなくてはいけなくなっても、モチベーション高く仕事がしたいと思っていたので。

それでも、転職してからは苦労してきたなと思います。当たり前ですが、裁量があるということは、責任も重いということなので。

けれども、総合的には「転職して良かったな」と思っています。裁量がないと、仕事ってただの作業になってしまって楽しくないんですよね。どうせなら楽しく働きたい、そう思うからこそ、手を挙げれば主体的に働ける今の環境がありがたいです。

勝負してもダメなときはダメだけれど、攻めなきゃ勝てないので、攻めが一番の保険だと私は思っています。

ぜひ、 攻めの姿勢を持っている方と一緒に働けることを楽しみにしています。

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