戸板女子短期大学での挑戦――今できることを全力で

2018年現在、戸板女子短期大学食物栄養科1年に在籍中の梅野亜美さん。今できることに全力で取り組みたい――その想いから、栄養士などの資格の勉強をするかたわら、ダンス同好会を立ち上げました。彼女が戸板女子短期大学でなにを学び、なにを感じ、そしてなにを伝えていきたいのか。過去・今・未来を語ります。
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最初に感じたのは、キラキラしていて楽しそうな校風

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▲2018年現在、食物栄養科1年に在籍中の梅野亜美さん

私は高校生の頃、栄養士だけでなく、多くの資格を取得できる短期大学へ進学したいと考え進路を考えていました。そのなかで知ったのが戸板女子短期大学です。栄養士以外にも多くの資格を取得できるという短期大学が少ないなか、たくさんの資格を取得できるところに魅力を感じました。

実際にオープンキャンパスに出かけてみると、広報スタッフ「チームといたん」のかわいい先輩方がたくさんいて、「女子大らしいキラキラした」雰囲気の学校という印象を持ちました。

初めてのオープンキャンパスで不安もありましたが、といたんの方々がとても優しく接してくれたことが、印象に残っています。ガイダンスではわからなかったことや学校生活、プライベートのお話もできて、楽しいオープンキャンパスとなりました。

フードスペシャリストやフードコーディネーター、MOS、簿記、食生活アドバイザー検定と、沢山の資格を取得できること。そして何より、オープンキャンパスに訪れた際に感じた、キラキラしていて楽しそうな校風に惹かれて、私は戸板女子短期大学への入学を決めました。

オープンキャンパスではといたんの先輩の存在感が大きく、といたん以外の学生はどんな雰囲気なのか気になっていましたが、入学してみると学科や学年を超えて交流があり、戸板女子短期大学全体の雰囲気の明るさにあらためて魅力を感じました。

入学後にまずチャレンジした、ダンス同好会「Vigor」

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▲Vigor同好会の練習中の風景

今私は、戸板女子短期大学で、栄養士だけでなくフードスペシャリスト、フードコーディネーターの資格を取得するため勉強はもちろん、ダンスサークルに所属し、イベントに向けて練習を行なっています。学業以外では、たくさんの方々と関わりながら、たくさんのことに取り組み、充実した学校生活を歩んでいます。

現在、一番頑張っていることは、サークル活動です。

私は、高校生のときにダンス部に所属していました。大学でもダンスを続けたいと思い、自らサークルを立ち上げ、2018年5月から「Vigor同好会」として活動しています。イチからサークルを創りあげるにあたって、3つの困難がありました。

一つ目の壁は部員集め。

ダンスの初回授業で他己紹介を行ない、ダンスをやりたいという意思のあるメンバーが集まり、新たにサークルを立ちあげることになりました。しかし、結果的に集まったのは5人。10人程集めなければ、同好会を立ちあげることができないと言われました。

そこでダンス経験者やクラスメイトへの声かけ、SNSでの宣伝。先輩の力も借り、必死にメンバーを集めました。その結果、服飾芸術科9名・食物栄養科9名・国際コミュニケーション科3名の計21人が集まり、無事にVigor同好会を結成することができました。

私は部長を務めることになり、「踊っている私たちも、見ている人も楽しめるパフォーマンス」をお届けできるよう目標を掲げました。

ここで二つ目の壁。

真剣にダンスをやりたい、アルバイトとの両立のうえで楽しくダンスをやりたい、体を動かしたい、友達の輪を広げたい。さまざまな目的でサークルに入った人がいることから、方向性の差が生まれました。そのため意識の違いで食い違ったり、経験の差から気を落としてしまったり、決して良い雰囲気とは言えませんでした。

この環境のなかで、“誰もが楽しくダンス”ができる場づくりが求められました。そこで私はサークルというより、部活動のような組織をつくろうと考えました。アルバイトを中心にサークルの活動を行なう予定だった部員にとっては過酷だったかもしれません。

しかし、私が目指していたのは、「踊っている私たちも、見ている人も楽しめるパフォーマンス」を創り上げること。全員が満足のできるパフォーマンスを創ることが私がやるべきことだと考えました。

夏休みに入り、一人ひとりの意識は確実に上がり見応えのあるパフォーマンスになってきました。

しかしここで三つ目の壁。

私はVigor同好会の活動とは別に、学生会サポーターとしてTOITAFes2018のメインステージである戸板ホールの運営リーダーを務めていました。そのため、本番が近づくにつれて学生会とサークルの双方でやるべきことが増え、みんなが一生懸命頑張ってくれているなか、一緒に練習できない悔しさを何度も感じました。

しかし、どんな状況であっても振りだけでなく照明やMC、音響など全体のパフォーマンスにこだわりを込めてプロデュースしたいという気持ちが強く、両方とも成功させるべく努力しました。

迎えた本番では、想像を超えた歓声をいただきとても満足のできるステージでした。特に2日目は、オープニング動画を流している時からたくさんの歓声があり、最初から最後まで最高に盛り上がることができました。

そしてTOITAFes終了後に、Vigor同好会のほとんどの部員から「Vigorつくってくれてありがとう」「最高のステージをありがとう」「本当に楽しかった」とたくさんの嬉しい言葉をいただくことができました。また、見に来てくれた教職員の方や友達にも、「感動した」「鳥肌立った」「次も楽しみにしているね」と言っていただきました。

ここで私は、サークル設立時に目標としていた「踊っている私たちも、見ている人も楽しめるパフォーマンス」をつくり上げられたのではないかと実感することができました。

今回のTOITAFesにおいてリーダーという立場を経験させていただき、周りの人と協力することの大切さを学ぶことができました。特に組織をイチから創りあげることは難しく、決してひとりでは行なうことのできない、周りの協力があってからこそのモノだと思いました。Vigor同好会では部員と関わっていくうえで、一人ひとりに向き合い理解することができ、さらに今後の活動で活かせることを把握することができました。

TOITAFesを見て、「私も一緒に踊りたい!」という学生が7名入部したため2018年11月現在28名となりました。来年度のTOITAFesでは、今年学んだことを最大限に発揮しつつ、より良いパフォーマンスをプロデュースしていければと考えています。

今後も「見ている方にもダンスを通じて、楽しさや感動を伝えることができるるパフォーマンス」、「Vigorらしいパフォーマンス」を創り上げていきたいです。

これまでの経験から一番大切にしたいこと

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▲「今しかできないことに全力で取り組む」ということを大切にして活動をおこなっています

「今しかできないことに全力で取り組む」

これは私が中学生のときに部活の顧問の先生がくれた言葉です。当時、私はバレーボール部に所属していたのですが、退部を考えた時期がありました。その際に顧問の先生がおっしゃっていました。

この言葉は、後々の私にも大きな影響を与える言葉となりました。今思えば、バレーボールの技術だけでなく礼儀や人としての在り方など、たくさんのことを教わることができた3年間はとても今の自分に活かされていると思います。

ここで辞めていたら、と考えるとその時々にしかできないことに全力で取り組むことの大切さに気づくことができました。私は過去の自分が得られなかったモノへの後悔はしたくありません。やりたいことに挑戦する気持ちを大切にしたいからです。

また、さまざまな人と関わることは、自分にはない考え方や異なる考え方を知ることができるので、とても貴重な体験ができる機会であると思っています。なので、体験を通じてさらに自分を高められる挑戦をしていきたいです。

そのために学校生活において、今回たくさんの経験を積むことができたTOITAFesだけでなく、学生会活動でのボランティア、Vigor同好会の活動など、学生のうちに就職先で活かせる学びができる挑戦ができればと思います。

本気で勉強する、サークル活動で仲間と楽しむ、学生会活動で先輩や教職員の方と関わる、アルバイトを経験する。これらの活動は学生のうちに一生懸命取り組み、さらに挑戦し続け、「今しかできないことに全力で取り組む」ということを大切にしていきたいです。

戸板女子短期大学での一つひとつの経験を未来へ

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▲戸板女子短期大学での経験をもとに、新しい挑戦をしていきます

私は今後、食品関係の商品開発に携わる職業に就きたいと考えています。

商品開発では、自分が考えた案を相手に伝え、認めてもらわなければ商品化につなげることはできません。そこで商品について客観的に考えたうえで、自分の考えにおけるデメリットをメリットに変えていけるような思考を持つ人材になれればと思います。ここでは、戸板女子短期大学で学んだことを活かしながら、活躍していきたいです。

戸板女子短期大学に入学して7カ月経った今、私は入学前には想像もしていなかった経験をしました。そして、そのどれもが成長を感じることができた、とても濃い時間だったと実感しています。

これらは、学生会サポーターとしての活動や、Vigor同好会の部長を務めさせていただいていることなど、大学生活がスタートしてすぐに挑戦したことが今につながっています。これから入学する高校生の皆さんにも、ぜひ学内の活動に興味を持っていただければと思います。

短期大学での生活は2年間と、とても短いです。残りの一日一日を大切に、これからもたくさんのことに挑戦していきたいです。

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