シアトルでの白頭鷲撮影計画と、ひとり旅への不安

▲シアトルの夜景

ロコタビは、海外に住むロコ(海外在住日本人)に観光案内や現地サポート、ビジネス通訳など、旅先で「したいこと」を自由に相談や依頼できる国内唯一の海外マッチングプラットフォームで、日本人のための海外タウン・コンシェルジュサービスです。

2020年現在、ロコ登録者は5万人以上。国連加盟国193カ国の9割近い、172カ国をカバーしています。

ロコに登録しているのは、老若男女さまざまな日本人です。海外駐在員、会社経営者、現地法人のサラリーマン、旅行ガイド、通訳翻訳者、カメラマン、芸術家、学生、主婦、リタイア後のシニアなど、そのバックグラウンドは多岐にわたります。

長年海外で生活して現地の事情に精通し、専門分野に詳しい人も多く登録しています。そのため、ユーザーの幅広い「したいこと」のニーズに合わせた対応ができるのです。

今回ご紹介するユーザーは、輸出関連会社の駐在員として、アメリカ・ロサンゼルスに1994年からお住まいの大石さんです。2000年に独立し、経営者として活躍される一方、趣味として写真撮影を続けています。その中で大石さんは「白頭鷲」を撮るという夢を抱いていました。

翼を広げると2メートルに達し、肩から頭にかけて覆われる白い毛並みと、鋭く透き通った眼を持つ北米最大級の鳥。その威厳あふれる姿を自らのレンズに収めるため、シアトルを訪れたいと思っていたのです。

白頭鷲の撮影という、特殊な目的のひとり旅。大石さんの、ロコタビとの出会いと、長年の夢の実現、そしてロコからのすてきなサプライズとは──

ロコタビで出会った理想的な環境。だけれど天候に恵まれず……

▲大石さん撮影の白頭鷲

ロサンゼルス在住歴の長い大石さんですが、シアトルは距離が離れており、ひとりで知らない土地に行くのはかなり不安だったと言います。いきなりシアトルに行ってもあらゆる面で限界が予想されていました。

インターネットで情報収集をする中で、ロコタビを見つけた大石さんは、ワシントン州の無料Q&Aに質問を投稿しました。多くのロコから回答があり、Jimさん回答で思いがけない発見をします。

大石さん 「そもそも、ほとんどの白頭鷲はアラスカに帰っているので、今回の目的はシーズンに向けての下見でした。なので、『白頭鷲を撮りたいんですけど、どんな状況ですか』といった質問をしたんです。

すると、Jimさんから、家のバルコニー前の木に巣をつくって住んでいる、と。すごいことですよ。僕はまったくの無知だったんですが、白頭鷲には、春にアラスカに帰る白頭鷲と、帰らずに住み着いている白頭鷲がいるらしいんです。

驚くほどぴったりのロコの方に出会えたので、すぐに撮影協力の依頼をしました」

すぐそばに白頭鷲がいるという、写真撮影に理想的な環境に出会えた大石さん。

大石さん「白頭鷲の巣が、Jimさんの家から150メートルくらいのところにあり、家のすぐそばでしょっちゅう飛ぶんですよ。木の枝で、巣を直す様子を見られたのですが、その巣も3メートルくらいの大きさで驚きました」

そして白頭鷲の写真撮影という夢を実現した大石さんですが……

大石さん「白頭鷲のフォーカスがびっちりあって、目の玉までくっきり写っている写真を本当は撮りたかったんですよ。でも今回は、天候が悪く、光があまり当たらなくて……」

満足のいく写真を撮れなかったと語る大石さん。そんな大石さんを、サプライズが待ち受けていました。

白頭鷲撮影メインの旅が、グルメの旅にも

▲シアトルと、Jimさんが住むワシントン州カマノアイランドの風景
大石さん 「夜には、Jimさんとっておきの場所で一緒に海鮮食材を買い、Jimさんの奥さんが料理してくださったんです。とても感動しました!」

大石さんを待ち受けていたサプライズ──それは、豪華な海の幸でした。シアトルは海産物が豊富で、牡蠣や帆立貝、キングサーモンに、日本には生息していないダンジネスというカニが獲れます。

大石さん 「タラバガニに似ていますが、僕はダンジネスの方が味がしっかりしていて好みでした。本当においしいんです! 牡蠣は小ぶりなんですが、味がミルクのように凝縮されているんですよ。

とにかく新鮮で、びっくりするくらいおいしかったです。白頭鷲だけの旅のつもりだったので、食の面でも充実した旅になるとは予想もしてませんでした」

白頭鷲の撮影協力メインの依頼が、想定外のグルメ案内にもなったという大石さん。翌日、ひとりでシアトルの街を観光した後、Jimさんと再会しました。

大石さん 「翌日の夜に、僕の方から撮影とサプライズに対してのお礼をしたいと思っていました。おいしいレストランがあったらご馳走しますと、オーシャンフロントにあるシーフードレストラン連れて行ってもらったんです。

そこもまたおいしくて。僕の目的は『白頭鷲の撮影をしたいのですが、誰か詳しい人いますか?』というただそれだけだったんですが、知らぬ間にグルメ要素までついてきて。得した気分になりました(笑)」

ロコのJimさんについて、大石さんはこう語ります。

大石さん 「 72歳でご年配ということもあり、丁寧で知識が豊富なすばららしい方でした。とにかくシアトルにお詳しい方で、最初にロコタビに質問を投げた時の回答も非常に細かく、丁寧な答えをいただけました。本当に今回の依頼にぴったりのロコの方に巡り合えました」

ロコタビなら安心・安全な旅ができる

▲今回大石さんが撮影協力を依頼した、ロコのJimさん

11月から始まる次の白頭鷲のシーズンに、シアトル再訪を希望している大石さん。今回、現地の情報も獲得できましたが、次回ひとりで白頭鷲の撮影に挑むことは考えていないと言います。

大石さん 「ひとりで行くことはないですね。ひとりだと不安な部分が多くあるんです。アメリカひとり旅は危険な部分があって。お金を払うことで、地元に詳しい日本人の方に一日中案内していただけるのと、何より安全が買えるのであれば、それが良いなと。

たとえば、『昔、人が行方不明になった場所』『少し入ると危険な場所』だとか、ひとりだとわからないですよね。日本の感覚で行動してしまうと、怖い部分があります。なのでまたロコタビを利用させていただきたいです」

ロコタビを初めて利用した感想は──

大石さん 「使ってみて、不安はまったくなかったです。料金のシステムも、まずロコタビがお金を預かって、サービスが完了した後にロコに支払われるということで、安心感がありました。次は、5月にアラスカに行くので、そのときに使わせていただきます!」

また、ロコタビをより楽しむためには、ロコ選びをしっかり行うことが大事だと言います。

大石さん「ロコもそれぞれ得意不得意が異なるので、自分のニーズに対して、丁寧に説明している方に依頼されるのが良いと思いますね」

今回の旅で、現地の自然や事情に詳しい適任のロコと出会うことができた大石さん。ひとりでは安全面などで難しかった「したいこと」が、ロコの協力で実現しました。また、ロコの家の近所で白頭鷲を撮影できる絶好の機会に恵まれただけでなく、ロコの案内でグルメまで堪能できたのです。

海外でユーザーの特殊な依頼に応えられるロコと巡り会えるのは、ロコタビの特長のひとつ。

これからも、ロコタビを通して、世界中で様々な夢の実現ストーリーが生まれていくことに期待しています。