自身の価値観と仕事のやりがいとは?DEAN & DELUCAで活躍する若手MGR

入社4年目でDEAN & DELUCA カフェのMGRを勤める齊土真由子。自身のライフスタイルを大切にしながら、MGRとしてチームを率いて結果を出し続けているメンバーですが、入社時は明確にやりたいことがありませんでした。仕事を通して、自身の価値観、仕事のやりがいを見出した彼女のキャリアに迫ります。

超体育会系女子が“食”に興味を持つようになったきっかけ

▲DEAN & DELUCA カフェ ODAKYU 湘南 GATE店MGR 齊土真由子

栄養系の大学を卒業してDEAN & DELUCAで働く齊土ですが、そもそもは筋金入りのアスリートでした。

齊土 「小学校 4年生のときに家族で軽井沢に移住をしてから高校を卒業するまで、とにかくスキー中心の生活でした。中高の思い出はスキーばかりです」

中学生のときからアルペンスキーで活躍をしていた齊土は、スポーツ推薦でスカウトを受け、スキーの名門高校に入学し、スキー漬けの寮生活を送ることに。

当時なんとなく想像していた自身の将来は、このままスキーヤーとして活動を続けるのか、スキー関連の会社で働くのかの2択。そんなある日、競技人生を終わるかもしれない程の大きな病を患い、長期間の療養を余儀なくされました。

齊土 「“部活を辞めること=学校を辞めること ”を意味する環境だったので、このころは結構ツラい時期でしたね。『学校辞めるのかなぁ』なんて考えることも……。療養中もみんなの合宿について行っていたのですが、当然練習ができないので、コーチから寮に帰るようにと指示を受けてしまうことが何度かあって。
寮に帰ってもすることがないので、そんなときはこっそり軽井沢の実家に帰っちゃってましたね。実家では特にやることもないから、と軽い気持ちで料理をし始めたのですが、これが結構ハマっちゃって。母の影響が大きかったのだと思います」

齊土の母は、友人達と共に食に関するイベントを行ったり、ケータリングを行っていましたが、齊土本人もその手伝いに参加するようになります。そこに頻繁に足を運ぶうちに食への興味がどんどんと膨らみ、食の世界で働く方たちとのいろいろな出会いもあり、それがきっかけでその後に栄養系の大学へ進学します。

こうして、超体育会系だった齊土は食に対する知識と興味を深め、食のブランドDEAN & DELUCAを展開する株式会社ウェルカムと出会い、会社説明会や面接時のオープンで飾らない雰囲気から「私にはこの会社が合っている!」と直感で感じ、縁あって入社をすることになりました。

店舗異動と転居を通して気づいた自身の価値観

▲高校1年生のスキー部のカナダ合宿にて

新卒1年目はDEAN & DELUCAの旗艦店である六本木店に配属され、食料品やキッチン雑貨を担当します。当時を振り返ると、とにかくいつもいっぱいいっぱいな状況でした。

齊土 「覚えなくてはならない業務が多かったのもありますが、社会人としてどう振舞うべきかと変に空気を読みすぎたり、同じ店舗にいた同期との環境の差を羨んだりして、自分で自分を苦しめていた気もします」

2年目はひと回り小さなサイズの店舗、恵比寿店に異動します。

齊土 「六本木店は大きな店なので、各担当が自身の役割をしっかりとこなすことが大事でした。一方で恵比寿店は六本木店よりも小さい店だったので、各自の役割を超えてなんでもみんなでフォローをし合います。そうすると自然と店全体のことが見えて、積極的に自身から関与するようになって、それが楽しく思えてきました。私には恵比寿店の方が合っていたのだと思います」

このタイミングで、以前より大事にしているプライベートを充実させるため、趣味のサーフィンがしやすい環境の湘南エリアに転居し、結果として新たな価値観を得ます。

齊土 「このエリアには生活のすべてをエリア内で完結させている人が多くいるんです。収入は多くはないかも知れないけれど、自身のペースで働いている。『それはそれで豊かなことだなぁ』と思うようになりました。そして『自分もそんな働き方ができたらなぁ』とぼんやり考えるようになったんです。
そんなときに自身の生活圏である湘南テラスモールに DEAN & DELUCA カフェがオープンすることを知り、『ぜひ湘南テラスモール店で働かせてほしい』と上司に直談判しました」

結果的に過去2年間の齊土の働き方が評価され、湘南テラスモール店への異動が決定したのです。

入社3年目でつかんだチャンス──カフェで働いて気づいた仕事のやりがい

▲DEAN & DELUCA六本木店にて

カフェ業務は未経験のままでカフェ店舗へと異動をした齊土ですが、異動をしてからもすぐに楽しく働くことができました。

齊土 「カフェは常に全メンバーで連動しながら仕事をします。みんなで店をつくっている感覚が楽しいんです。業務はわからないことも多くて迷惑をかけたかもしれませんが、私自身は楽しくて。『私はこうやってみんなで一丸となって何かをするのが好きなんだ』とあらためて気づいたんです」

そんな働き方をしていた齊土は、共に働くメンバーと公私ともに良好な関係を築き、店舗の中で大きな存在になっているという良い評判が本社にも届くように。すると新たなチャンスがやってきます。

ODAKYU 湘南GATEへの出店が決定し、実質的なMGR見習いのポジションで立ち上げメンバーとして任命されたのです。

立ち上げのタイミングには担当MGRがいるものの、期間が過ぎればいなくなってしまいます。つまりこの任命は、MGRの後を齊土が引き継ぐことを意味しました。

齊土 「立ち上げ担当 MGRは、仕事の面でも人間性の面でもとても尊敬している大好きな先輩でした。その先輩は人を強く引きつける魅力があって、関わったメンバーはみんな先輩を大好きになるんです。だからこそ、先輩がいなくなった後のことが不安でした。私でその後のフォローができるのかな、誰か辞めちゃうんじゃないかなって」

しかし、その心配は取り越し苦労で終わります。先輩メンバーが去り、齊土が新たにMGRとして店舗運営を始めた後も、パートナー誰ひとりとして辞めることはありませんでした。売り上げも順調に推移して連続予算達成が続いたのです。

仕事もプライベートも自分らしく──そうあることで結果につなげる

▲DEAN & DELUCA カフェ ODAKYU 湘南GATE店のオープニング時

齊土がMGRになった後も店舗が順調に推移したのには、齊土流の哲学があったからでした。

齊土 「先輩のようにはなれないから、私は私らしく、メンバーにできることをしようと考えていました。たとえば、何か物事を決めるときには、できるだけみんなに意見を聞くようにしています。メンバーに意見を聞くと、みんな考えて発言してくれます。そうやって考えて発言をすることで、メンバーが主体性を持ってくれるようになるのがわかるんです。
そして感覚なんですけど、『このメンバーは今困っているな』とか、『この仕事は好きじゃないな』っていうのもなんとなくわかるので、そんなときは全体最適を考えて役割変更やポジション変更をしてもらっています」

そんな齊土が一番仕事のやりがいを感じるタイミングは、店舗のメンバーが楽しそうに働き、活躍しているところを見たときです。

齊土 「プライベートはとても大事なので、それを変えずにライフスタイルを充実させて豊かに暮らしたいです。今の仕事はやりがいも楽しさもあって充実しています。『次の仕事の目標は?』と聞かれると正直答えられないのですが、やっぱりヒトに一番興味があるのかもしれません。わたしはいつも直感で物事を決めてきたので、何かやりたいことが出てきたらまた上司に直訴してみます(笑)」

働きながら見つけた自身の価値観と仕事のやりがい。プライベートを充実させながら、やりがいを持って仕事に取り組み、やりたいことはしっかりと主張をする。齊土のここからのさらなる成長が楽しみです。

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