「主婦のアイデアで、世の中に驚きと感動を与える」新サービスの運用担当になった新卒1年目社員の想い

株式会社ウィルゲートが、2014年9月にリリースした主婦の友社と共同運営している「暮らしニスタ」(http://kurashinista.jp/)。「暮らしニスタ」は生活の知恵が集まるアイデア投稿プラットフォームです。2016年1月現在では、約14,000件のアイデアがあり、メディア事業の中でも基幹となっているサービスです。この「暮らしニスタ」で、新卒1年目にしてSNSを中心とした運用全般を行っている山本登子には、実現したいアツい想いがありました。
  • eight

主婦向けのサイトを支える女性は、家事をしたことがなかった?!

7f8b9d8c986d556c72d95190e0cbf4211b0127cf
暮らしニスタは、主婦の友社から出版されている雑誌「Como」のコーナーをWeb化した暮らしのアイデア投稿プラットフォームで、現在13,000以上のアイデア投稿があります。2015年4月に入社して以来、暮らしニスタの運用全般に従事している山本登子はどのような業務を行っているのでしょうか。

「主にSNSの運用をしたり、ユーザーのみなさんとコミュニケーションをとっています。基本的にはメール、Twitter、Facebook、LINE@でコミュニケーションをとるのですが、返信する際にはユーザーのみなさんの個性を尊重するように心がけていますね」(山本)

暮らしニスタは、個人の方も企業の方も“暮らしのアイデア”を投稿することができますが、コンテンツの質を担保するため、投稿いただいた記事を承認制にしています。企業・ユーザーどちらも承認できない場合は、山本がその理由と改善点をお伝えしているのです。

他にも特集記事の企画や、アドネットワークの運用なども行っている山本ですが、実は暮らしニスタに関わる以前は、家事をしたことがないに等しかったといいます。

「暮らしニスタに関わると聞いたときは、正直、主婦の気持ちもわかりませんでしたし、やっていけるのかなと不安でいっぱいでした。でも、初めて暮らしニスタのイベントに行ったとき、みなさんとても綺麗でキラキラ輝いていて、細かいところにまで気を遣ってくれたんです…。素敵な作品をつくる人って人間的に素敵だなと思ったのを今でも覚えています」(山本)

そんなホスピタリティに感動した山本は、暮らしニスタのユーザーのみなさんに喜んでいただける、素敵なサービスにしていきたいという想いが強くなったのです。

身近なもので、世の中に気付きを

Cc6b8667bfb05672f9e10897ea008a49e71486ba
暮らしニスタのアイデアを見て、意外と身近なものでレシピを作れるということに驚かされたといいます。

「最初は正直、アイデアに対してあまり興味を持てなかったんです。今までお菓子とかもつくってこなかったのでレシピを見ても、『さぞかしスゴい道具を使って作っているんだろうな』と、マネしようとも思えなかったんです。でも実は、100円ショップのものなどを駆使していたり、どこでも誰でも手に入るもので簡単にできることが多いんですよ。身近なものを使って世の中に気付きを与えている発想が本当にすごいなと思います」(山本)

例えば、ボタン型のクッキー。家にあるもので作っており「なるほどな」と思ったそうです。

<ストローで見た目もかわいいボタンクッキー>
http://kurashinista.jp/articles/detail/15535

そして、KALDIのオニオンチップスが好きという山本。実はユーザーである「おくやまさん」のアイデアをみてファンになったといいます。

<フライドオニオンとバジルペーストで簡単おしゃれCAFEごはん>
http://kurashinista.jp/articles/detail/9746

「こういうことが多いんですよ。鍋の種類や食材のブランドなど全然興味なかったのですが、『おくやまさんが使ってるんだ』と思い使ってみると、いつの間にか生活に欠かせなくなったりする。企業の方にも登録いただいているので、こういった自然な声を届けられるのがいいなと思いますね」(山本)

ユーザーから、感謝の言葉やアドバイスをもらうことも

1790f0b130a6a503be9ac4da7966b7b08262382d
嬉しい驚きがある一方で、苦労する部分もあるといいます。

「ユーザーのみなさん全員に対して平等ではあるのですが、返信の仕方やコミュニケーションの取り方などは、一人ひとり変えているんです。なのでサイトが大きくなって人数が増えるにつれて大変になりました。ですが、ユーザーの方々とお話できるのは本当に楽しいので、それも嬉しい悲鳴ですね。女性向けのメディアなので、担当者が男の人だったら大変だったかもしれません」(山本)

一人ひとりとコミュニケーションをとることで、嬉しいこともあります。ユーザーのみなさんから感謝のメールが届くと、「やっていてよかったな」と思うようです。

「あるユーザーさんの家族が入院しているとき、コンテストで入賞して元気をだしてもらえたとご連絡いただいたんです。そのとき、本当に暮らしニスタをやっていてよかったと思いました。あとは暮らしニスタをよりよくするために『こういう機能があったら嬉しい!』といった意見をいただく時も勉強になるので素直に嬉しいですね」(山本)

そして、暮らしニスタ運営を通して、ユーザーのみなさんの個性を発見できるようになったといいます。これも、一人ひとりとコミュニケーションをとってきた山本ならではかもしれません。

「似たような作品をつくっていても、写真の撮り方が違ったり、同じキャラ弁でも顔の雰囲気が違うので、写真を見ただけで誰のアイデアかわかるようになったんです。たとえ同じ作品でも一人ひとり個性がでて、その個性にファンがついているんだなって少し嬉しくなりました。なので、読者様にもその方の生活感や個性が伝わっていたらいいなって思います」(山本)

暮らしニスタという「職業」をつくりたい

6b8681eefaeac98b201ccec1f9d402311e885d62
暮らしニスタの運営に関わってきた1年を振り返って、作品以外でのユーザーさんの一面に「すごいな」と感じることもあるといいます。

「ひこまるさんというユーザーの方が、自分以外の投稿全てを見るのみならず自分のアイデア投稿をツイートしてくれた方などに必ずいいねやコメントをされているんです。

『一緒に暮らしニスタを育ててくれているな』って感じました。お礼のメールなどをお送りした際の返信も速くて丁寧で、主婦としても一大人としても本当にすごいなって思います」(山本)

「暮らしニスタ」の魅力は一体どんなところなのでしょうか? 山本はそれを、“主婦が活躍できる場”を増やせることだと考えており、実際に雑誌掲載やテレビ取材など、ネットを超えて主婦の方の活躍の場が増えています。

「今まではブログを書いていても、旦那さんに『見て!』って言わないと見てもらえなかったり、そもそも見てもらえなかったことが多かったと思うんです。

でも暮らしニスタがあることで、旦那さんが自発的にスマートニュースなどを見て、自然と奥さんのアイデアを見るようになりました。主婦のアイデアが世の中に驚きと感動を与える、そんな世界が素敵だなって思います」(山本)

「暮らしニスタ」は、本サービス全体の名称であると同時に、当サイトを利用するすべての生活者に贈られる称号でもあります。そして、山本が暮らしニスタと共に目指す世界とは…?

「暮らしニスタのアイデアが世の中から必要とされ、当たり前のように企業の商品開発に活かされたりする世界をつくりたいんです。そうすると、『暮らしニスタ』という職業として主婦が活躍できるんじゃないかなって思うんです。

主婦がしている家事は社会的評価を得られていないことが多いですが、暮らしニスタを通してその『家事』が社会的に認められるようにしていきたいです」(山本)

関連ストーリー

注目ストーリー