もっとこだわってモノづくりがしたい──ウイングアーク1stとの出会い

▲ウイングアーク1st株式会社 Cloud事業部 DEJIREN開発部 阿部 孝仁

大学では法律学科を専攻し、将来は、弁護士を夢見ていた阿部。

大学2、3年生のときに受けた授業をきっかけに、独学でプログラミングの勉強を始めた。

阿部 「大学時代にプログラミングの授業を受けたときに『これだ!』と思ったんです。

ふと、夢中になっている自分に気付き、思い切ってエンジニアの道で食べていきたいと、方向転換を決めました。就職先もエンジニア職一択。思えば、小学生のころからパソコンを触るのが好きで、CGIゲームをよくやっていましたね」

大学卒業後は、IT企業でSEとなり、外部のお客様先に常駐するエンジニアとして奮闘した。そのうち徐々に、開発エンジニアとして、ソフトウェア開発に必要なスキルをもっと伸ばしたいという気持ちが芽生え始めた。

「もっとこだわってモノづくりがしたい」という想いから4年務めた前職を離れ、データ活用のテクノロジー企業であるウイングアーク1st株式会社に転職を決めたのだ。

阿部 「転職エージェントからの紹介でウイングアーク1stを初めて知り、技術力の高さにとても魅力を感じました。新製品開発にも力を入れていると知り、とにかくおもしろそうだと思いました」

そして2018年5月ウイングアーク1stに入社。新製品「DEJIREN」の初期メンバーのひとりとしてソフトウェア開発に携わるようになった。

新製品「DEJIREN」の開発へ挑戦

エンジニアとしてのキャリア経験は未熟ながら、阿部の仕事に対する情熱は、まさに、当時の「DEJIREN」チームが必要としているものだった。

阿部 「基本的なプログラミングのスキルがあっても、新製品開発は『言われたことだけをやっていればいい』という意識では務まりません。

世の中にないものをつくるからこそ、熱意がないとやりきれないものだと思っています。製品を手にするユーザーを想定し、徹底的にアタマを使って、何をつくるべきかを突き詰めていかないといけないのです」

阿部は言われたことをやるだけでなく、エンドユーザーが今何を求めているのかを自ら考え、進めていく力を養うには、同時に「いいものをつくりたい」という強い意志も必要になってくると語る。

阿部 「世の中で役に立つ製品をこだわってつくりたいという想いをもともと持っていたので、そんな自分の熱意が買われたのだと思っています。新製品の開発に携われるのは本当に嬉しいですね」

「DEJIREN」の開発には多様な技術領域のスキルが求められる。これは阿部にとって経験したことのない技術領域だった。10人のメンバーで構成されるチームの中では、キャリアは最も浅いが、熟練エンジニアたちからは日々、努力を積み重ねていることが評価されている。

阿部 「気になることはなんでも聞けるチームの雰囲気に助けられています。足りないスキルをキャッチアップしていくことは大変ですが、楽しいです。

チームの同僚から『成長してきたね』と言われたり、開発の効率化や製品システムのしくみをつくったりと、自分なりにチームに貢献できていると感じるところも多いです」

『DEJIREN』のリリース後もバージョンアップなど、チームの一員としてやるべきことはまだまだたくさんある。

スキルの習得に苦労もあるだろうが、阿部は「とにかく勉強するのみ」と語る。

阿部 「解説本やWeb上で最新情報を読み込み、わからないことがあったら徹底的に調べます。業務中はもちろん、業務時間外でも通勤時間を利用しながらスキルアップに努めています」

そんな学びの時間にもおもしろさを感じているのだ。

仕事と子育てを両立、ストレスフリーな働き方

開発エンジニアの阿部は、子育てに積極的に取り組む顔も併せ持つ。柔軟な働き方を支援するウイングアーク1stではフレックスタイム制を導入し、テレワークも推奨しており、育児中や家族の介護が必要な社員にとっても、働きやすい環境が整えられている。

2019年1月に第一子が誕生してからは、午前中は家で仕事するなど、必要に応じて、柔軟に働き方を変えている阿部。18時に帰宅し、子どもにゴハンを食べさせ、お風呂に入れる時間などもつくるようにしている。

阿部 「将来的には、子どもが保育所に入ったら、送り迎えを担当するので、今後も子育てと両立しながら働いていきます。

作業は、チームメンバーで製品の仕様を考えたり、意見を出し合うために集まったりすることもあれば、チャットでコミュニケーションをとったりするなど、基本的に家でもどこでも行うことができます。

自分も含め、一人ひとりが担当領域に責任を持っているのでうまくいっているのです」

仕事と子育ての両立が実現できるこの働き方は「ストレスフリー」という効果も生み出している。

阿部 「仕事量は多いと思いますが、負い目なく柔軟に自分のペースで働けているのでストレスはそれほど感じていません。仕事の生産性を上げるには、各個人が求める働き方を追求していくことも重要です。

無駄に感じるルールや従業員を縛りつけるルールは自由度を失わせます。会社のためだけじゃなく、個々のパフォーマンスを最大限に発揮できる今の環境は自分にとって理想に近いです」

働き方にもこだわりがある阿部。仕事の流儀として常に意識しているのは、「環境を変えたいときは、まず自分を変える」。その言葉通り行動すると、本当に何かしらが変わっていく実体験があるので大事にしているという。

世の中の役に立つことが自分のモチベーション

充実ぶりがひしひしと伝わってくる阿部。設計や実装など今までエンジニアとして経験してこなかったことを学びながら、日々成長を実感している。

そして、仕事に対する課題も明確なビジョンを持っている。

阿部 「課題としては技術的なスキル面でフロントエンドの領域にはまだ経験がないんです。だから、フロントエンドの領域は今後身に付けたいことのひとつですね。

また全体のアーキテクチャ設計スキルも伸ばしたいです。セキュリティを考慮した設計もまだ弱いと思っています。自分の弱みを理解することも成長していく過程で必要なことですね」

10年、20年、30年後を見据えた社会人としてのキャリアビジョンも骨太だ。

ひとつの会社に居続けることにまったくこだわっていないと阿部は語る。自分のスキルを生かせる場所があって、その中でおもしろいことができればそれでいいのだ。

阿部 「漠然とですが、ゆくゆくは農業か漁業関連の仕事にも就きたくて。エンジニア経験を生かし、ITを絡ませることができたらおもしろそうだなと思っています。

そもそも何かを効率化させるためにITがあるのです。何を効率化すべきか、というと1次産業だろうと。だから、いずれ1次産業で世の中に貢献したいと思っています」

これまで阿部は自己中心的に考えて、探求心をベースに行動することも多かったのだが、世の中に貢献したいという想いが増してきている。

阿部 「『探求心を持って行動し続けられるモチベーションってどこから来るのだろう』と、考えたときに自分なりに出した答えがありました。

世の中に役立つことをやっているとモチベーションを持つことができ、行動し続けられるのではないかと。

そんなことを思ったのも、前職の仕事で世の中に役に立たないことをやっているのではないかと悩んだから。結果、反骨精神を養うことになったわけです」

エンジニアとしても、働き方も、そして生き方にもこだわりを持ち続けていく──阿部にはまだまだ伸びしろがあるのだ。